来季からビデオ判定を導入へ/リーガ・エスパニョーラ
[2017/11/17 Fri]
15日、スぺインサッカー連盟(RFEF)は来シーズンのリーガ・エスパニョーラでビデオ・アシスタント・レフェリー(VAR)を導入することを発表した。
VARはすでにセリエA、ブンデスリーガで今シーズンから導入されており、リーガ・エスパニョーラでも以前から導入が検討されていた。
公式ホームぺージに掲載された声明によれば、審判技術委員会のビクトリーノ・サンチェス・アルミニオ会長がリーガ担当主審、副審の全員に対して、来シーズンからのVAR使用を通達したという。正式導入に備えて、今後は近いうちに国際サッカー評議会(IFAB)から求められているテストが開始される予定。
なお、VARは審判員によって使用され、使用されるケースはゴールシーン、退場やPKおよび、警告を受けた選手が間違っている場面などに限られる。判断を下した審判員本人、もしくは補佐の審判員によって使用され、審判員たちは分析した映像を元に最終判定を下すことになる。ただ、ブンデスリーガではVAR技術を利用して試合結果を“操作”した疑惑が浮上するなど、問題も発生している。