チェルシーが格下相手に大苦戦も再試合を制す／FA杯

[2018/01/18 Thu]

　17日、FAカップ3回戦再試合が行われ、チェルシーとノリッジ・シティ（2部）が対戦した。

　前半はノリッジがポストを叩くシュートを放つなど、チェルシーを苦しめるが、ゴールは生まれずスコアレスでハーフタイムを迎えた。

　ところが、後半の早い時間にチェルシーが先制する。55分、左からのクロスをベルギー代表FWバチュアイが合わせてネットを揺らした。その後、65分にはパスミスからピンチを迎えたが、GKカバジェロの好セーブに助けられる。さらにそのあともゴールに迫られるものの、徐々に試合を支配していく。そしてこのまま試合終了かと思われた後半アディショナルタイムにノリッジが追いつく。クロスをジャマル・ルイスがヘディングで合わせ、劇的な同点ゴールを奪った。

　試合は延長戦に突入すると、延長前半1分、ペナルティーエリア内で倒れたブラジル代表MFウィリアンが、シミュレーションと判定されイエローカードが示される。その後、一進一退の攻防が続き、迎えた延長後半12分、チェルシーが窮地に陥る。スペイン代表FWペドロがこの試合2度目の警告を受けて退場となり、は数的不利となる。さらに延長後半15分、途中出場のスペイン代表FWモラタがペナルティーエリア内で倒れ、これがシミュレーションの判定で警告。これに激しく抗議したため、2枚目のイエローカードが示され退場となり、土壇場で9人で戦うことを強いられた。それでも追加点は許さず、勝負はPK戦に突入する。

　先行のチェルシー1人目ウィリアンが成功したのに対し、後攻ノリッジは1人目ネルソン・オリヴェイラが失敗。その後全員が成功したチェルシーが4回戦進出を決めた。

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【スコア】
チェルシー　1−1（PK5−3）　ノリッジ・シティ（2部）

【得点者】
1－0　55分　バチュアイ（レスター）
1－1　94分　ジャマル・ルイス（レスター）