なでしこジャパンが連覇へ王手！／女子アジアカップ

[2018/04/18 Wed]

　17日、AFC女子アジアカップヨルダン2018 準決勝が行われ、日本女子代表（なでしこジャパン）と中国女子代表が対戦した。

　序盤からなでしこが前線からのプレスでボールを奪い、素早い攻撃につなげて主導権を握る。すると6分、左サイドからのグラウンダークロスを宇津木瑠美が左足シュート。これはGK正面でキャッチされて先制ならず。続く14分にも岩渕真奈からのクロスに増矢が飛び込むが一歩届かず。39分、ようやく先制ゴールが生まれた。岩渕がペナルティーエリア外右からドリブルで切り込み左足を振り抜く。強烈なシュートは相手GKの手を弾き、ゴールネットに突き刺さった。

　なでしこが1点リードして前半を終えると、一転して後半は中国が攻め立てる。しかし、なでしこは熊谷紗希を中心に体を張ったディフェンスでゴールを死守する。すると85分、途中出場の横山久美のミドルシュートが決まり、なでしこのリードは2点に広がった。また直後の88分、PKを横山がきっちりと決めて3点目。その後、PKで1点を返されるも、中国の猛攻を凌ぎ切ったなでしこが3－1で勝利を飾り、決勝進出を勝ち取った。

　もう一試合の準決勝は、PK戦までもつれこんだ末、オーストラリア女子代表がタイ女子代表に勝利を収めた。この結果、20日に行われる決勝戦は、グループステージ第3節に続き、再びアジアカップ連覇を目指すなでしことオーストラリアの対戦となった。

----------
【スコア】
なでしこジャパン　3－1　中国女子代表

【得点者】
1－0　39分　岩渕真奈（なでしこジャパン）
2－0　85分　横山久美（なでしこジャパン）
3－0　88分　横山久美（なでしこジャパン）
3－1　90分　李影（中国）