バルセロナが逆転で制覇！／スーペルコパ

[2018/08/14 Tue]

　12日、スーペルコパ・デ・エスパーニャ（スペイン・スーパーカップ）がモロッコで行われ、セビージャとバルセロナが対戦した。

　昨シーズンのリーガ・エスパニョーラとコパ・デル・レイ（スペイン国王杯）を制したバルセロナが、コパ・デル・レイ準優勝のセビージャと激突した。

　なんと、均衡を破ったのはセビージャ。9分、クリアミスを相手陣内中央で拾ったルイス・ムリエルがドリブルで持ち込み、右側へ走り込んだパブロ・サラビアへパス。左足シュートでゴールネットを揺らした。ところが、これがオフサイドの判定となる。しかし、今回採用されたビデオ・アシスタント・レフェリー（VAR）によって確認され、オフサイドの判定が取り消され、ゴールが認められた。1点を追いかける展開となったバルセロナは、41分、セットプレーからようやく同点に追い付く。ペナルティーエリア手前からリオネル・メッシが放った直接FKは右ポストを直撃。その後、GKトマーシュ・ヴァツリークの背中に当たって再びポストへ。さらに、こぼれたボールをジェラール・ピケが左足で押し込んだ。前半は1－1で終了した。

　バルセロナは後半からイヴァン・ラキティッチを投入すると、53分にフィリペ・コウチーニョが登場した。すると79分、相手陣内中央の直接FKをメッシが素早いリスタートを試みる。これをペナルティーエリア右手前からウスマン・デンベレが右足を一閃。強烈なミドルシュートはクロスバーを叩きながらゴールに収まり、2－1とバルセロナが逆転に成功した。リードを許したセビージャは、89分、スルーパスに反応したアレイシス・ビダルがGKマルク・アンドレ・テア・シュテーゲンと交錯。子のプレーでPKを獲得し、絶好の同点のチャンスを迎えた。しかし、ゴール右隅を狙ったウィサム・ベン・イェデルのキックはGKテア・シュテーゲンにキャッチされて万事休す。試合は2－1で終了した。

　バルセロナは通算13回目となるスーペルコパ・デ・エスパーニャ制覇を果たした。

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【スコア】
セビージャ　1－2　バルセロナ

【得点者】
1－0　9分　パブロ・サラビア（セビージャ）
1－1　41分　ジェラール・ピケ（バルセロナ）
1－2　79分　ウスマン・デンベレ（バルセロナ）