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決勝戦は湘南対横浜FMに決定!/ルヴァン杯

[2018/10/15 Mon]

 14日、2018JリーグYBCルヴァンカップ プライムステージ準決勝第2戦が行われ、横浜F・マリノスと鹿島アントラーズが、湘南ベルマーレと柏レイソルが対戦した。

 まずは、鹿島と横浜FMの一戦。鹿島のホームで行われた第1戦は、試合終了間際にウーゴ・ヴィエイラのゴールで、アウェイの横浜FMが2-1で勝利しており、横浜FMは引き分け以上で決勝進出が決定する。なお、横浜FMは0-1で敗れたとしても、アウェイゴール数により決勝に駒を進めることができるため、鹿島は2点以上が必須と後がない状況で第2戦に挑んだ。

 20分、シュートのこぼれ球に反応したウーゴ・ヴィエイラの2試合連続となるゴールで横浜FMが先制する。これで2試合合計スコアが3-1となる。すると34分、仲川の追加点でリードを広げた横浜FMが優位に試合を進める。これで決勝進出のためには3点が必要となった鹿島は、後半開始から永木亮太に代えてセルジーニョを投入する。62分、相手のミスから土居聖真が決めてまずは1点を返す。すると70分、セルジーニョのゴールがきまり2-2に追い付き、あと1点でアウェイゴール数により鹿島が決勝進出するという状況を手繰り寄せた。しかし、あと1歩が届かず、2-2のまま試合終了。2試合合計スコア4-3で、横浜FMが決勝進出を決めた。

 続いて、湘南と柏は、10日に柏のホームで行われた第1戦を1-1の引き分けで終えており、第2戦で共に勝利すれば決勝進出となる。また、90分で湘南はスコアレス、柏は2点以上を奪ってのドローでもそれぞれアウェイゴール数により決勝進出となる。

 試合を優位に進めていた湘南だが、21分にアクシデントに見舞われる。菊地俊介が負傷して松田天馬との交代を余儀なくされる。しかし、このピンチを救ったのは石川俊輝だった。28分、相手のクリアボールをペナルティーエリア外から左足一閃。貴重な先制点を奪い、2試合合計スコアを2-1とした。逃げ切りたい湘南だったが、70分、大谷秀和の右足から放たれた強烈なシュートが決まり、柏が試合を振り出しに戻した。1-1のまま90分では決着がつかず、延長戦に突入する。93分、セットプレーから坂圭祐のヘディングシュートが決まり、湘南が再びリードを奪う。ところが113分、右サイドからのクロスを山崎亮平のダイレクトボレーで柏がまたしても食らいつく。そして、試合は延長戦でも両者譲らず、結末はPK戦にまでもつれ込んだ。先攻は湘南、後攻が柏でスタートし、5人目を終えてともに1人ずつが失敗。サドンデスに突入した6人目、湘南の高山薫が決めたあと、柏の山崎が失敗して勝負あり。湘南が死闘を制してクラブ史上初となる決勝へ駒を進めた。

 この結果、27日(土)に埼玉スタジアム2002で行われる決勝戦は、横浜FMと湘南の対戦となった。

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【スコア】
横浜F・マリノス 2-2 鹿島アントラーズ

【得点者】
20分 1-0 ウーゴ・ヴィエイラ(横浜FM)
34分 2-0 仲川輝人(横浜FM)
62分 2-1 土居聖真(鹿島)
70分 2-2 セルジーニョ(鹿島)

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【スコア】
湘南ベルマーレ 2-2(PK戦:5-4) 柏レイソル

【得点者】
21分 1-0 石川俊輝(湘南)
70分 1-1 大谷秀和(柏)
93分 2-1 坂圭祐(湘南)
113分 2-2 山崎亮平(柏)

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