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ファイナルはアーセナル対チェルシーのプレミア勢対決!/EL2019

[2019/05/10 Fri]

 9日、ヨーロッパリーグ(EL)準決勝セカンドレグが行われ、アーセナルはアウェイでバレンシアと、MF長谷部誠が所属するフランクフルトはアウェイでチェルシーとそれぞれ対戦した。

 まずはバレンシア対アーセナル。ファーストレグは3-1でアーセナルが先勝し、バレンシアのホームで迎えたセカンドレグは、11分、ペナルティーエリア左からの折り返しをファーサイドでケヴィン・ガメイロが合わせてバレンシアが先制する。ところが17分、ピエール・エメリク・オーバメヤンがペナルティーエリア手前で右足を振り抜くとゴール右隅に突き刺ささり、アーセナルがあっさりと追い付いた。

 前半を1-1で終えて迎えた50分、ラカゼットがペナルティーエリア左でパスを受け、上手く体を使ってターンすると、右足でゴール右隅に蹴り込み、アーセナルが追加点を奪った。バレンシアも負けじと追いかける。58分、ペナルティーエリア右からの折り返しをロドリゴがダイレクトシュート。ゴール前でガメイロに当たるも、ガメイロ自らが押し込んで2-2とした。しかしながら、69分、88分とアーセナルが突き放した。2-4(2試合合計3-7)で勝利を収めたアーセナルが、UEFAカップ時代の1999-00シーズン以来19年ぶりとなるファイナルにコマを進めた。

 続いて、チェルシー対フランクフルト。ホームでのファーストレグを1-1で終えたフランクフルトが、アウェイでのセカンドレグで立ち上がりからチャンスを作る。4分、右CKからルカ・ヨヴィッチがヘディングで合わせるもGKケパ・アリサバラガにセーブされてゴールならず。さらに14分、ペナルティーエリア右からダニー・ダ・コスタがダイレクトボレーを放つが、再びGKケパ・アリサバラガにセーブされる。一方、徐々にチェルシーもリズムを掴む。28分、ペナルティーエリア左へのスルーパスに抜け出したルベン・ロフタス・チークが右足でゴール右に流し込みチェルシーが先制した。前半は1-0とチェルシーリードで終えた。

 49分、追いかけるフランクフルトは長谷部からのパスをヨヴィッチが落とし、ミヤト・ガチノヴィッチがダイレクトでスルーパスを送る。これに反応してペナルティーエリア内に飛び出したヨヴィッチが落ち着いて右足で決めて同点に追い付いた。その後はお互いに一歩の譲らず、2試合合計2-2のまま延長戦に突入する。延長戦でもスコアは動かず、勝負の行方はPK戦へ持ち込まれた。後攻のチェルシーが4人目まで全員が成功したのに対して、先攻のフランクフルトは5人目までで2人が失敗して勝負あり。チェルシーが初制覇を果たした2012-13シーズン以来6年ぶりとなる決勝進出を果たした。

 決勝戦は、5月29日(水)にバクー(アゼルバイジャン)にあるバクー・オリンピック・スタジアムで開催される。

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【スコア】
バレンシア 2-4(2試合合計:3-7) アーセナル

【得点者】
1-0 11分 ケヴィン・ガメイロ(バレンシア)
1-1 17分 ピエール・エメリク・オーバメヤン(アーセナル)
1-2 50分 アレクサンドル・ラカゼット(アーセナル)
2-2 58分 ケヴィン・ガメイロ(バレンシア)
2-3 69分 ピエール・エメリク・オーバメヤン(アーセナル)
2-4 88分 ピエール・エメリク・オーバメヤン(アーセナル)

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【スコア】
チェルシー 1-1(2試合合計:2-2/PK:4-3) フランクフルト

【得点者】
1-0 28分 ルベン・ロフタス・チーク(チェルシー)
1-1 49分 ルカ・ヨヴィッチ(フランクフルト)

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