アメリカが最多4度目＆初の連覇！／女子W杯

[2019/07/08 Mon]

　7日、2019 FIFA女子ワールドカップ フランス 決勝戦が行われ、アメリカ女子代表とオランダ女子代表が対戦した。

　試合序盤から前回大会女王アメリカが主導権を握り、初のファイナリストとなったオランダはカウンターを狙う展開となる。何度も攻め込むアメリカだが、オランダGKサリ・ファンフェーネンダールが再三に渡る好セーブを魅せて、前半をスコアレスで終えた。

　とうとうスコアが動いたのは61分。ペナルティーエリア内で浮き球に反応したアレックス・モーガンがDFステファニー・ファンデルフラフトと接触して倒れると、ビデオ・アシスタント・レフェリー（VAR）により主審が映像を確認する。その結果、PKの判定となり、このPKをミーガン・ラピーノーがきっちりとゴール右に決めてアメリカが先制した。さらに1点リードのアメリカは、69分、ローズ・ラベルがドリブルでペナルティーエリア中央まで持ち込むと左足を振り抜き、強烈なシュートをゴール右下に突き刺して貴重な追加点を奪った。2－0のままタイムアップを迎え、アメリカが史上最多4度目かつ2大会連続優勝を果たした。

　なお、イングランド女子代表を1－で2下したスウェーデン女子代表が3位に輝いた。大会MVP（adidas Golden Ball）と大会得点女王（adidas Golden Boot）にはミーガン・ラピーノー（アメリカ）が獲得、最優秀GK（adidas Golden Glove）にはサリ・ファン・フェーネンダール（オランダ）が、最優秀若手選手賞にはギウリア・グヴィン（ドイツ）が選ばれた。

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【スコア】
アメリカ女子代表　2－0　オランダ女子代表

【得点者】
1－0　61分　ミーガン・ラピーノー（PK／アメリカ）
2－0　69分　ローズ・ラベル（アメリカ）