準決勝は1勝1敗で大分に軍配！ ／ F1 PO

[2020/01/20 Mon]

　18日と19日、Fリーグ2019/2020 ディビジョン1プレーオフ 準決勝が行われた。

　リーグ戦を2位で終えたバサジィ大分と最終節で3位に滑り込み出場権を勝ち取ったフウガドールすみだが対戦しました。リーグ戦では大分が3戦全勝を収めてるが、会場は東京都と大分はほぼアウェイである上に、2連戦を行うプレーオフはリーグ戦と全く異なる。

　すると12分、FKをFPデネルが決めてすみだが先手を奪うとゲームが動き出す。16分、右サイドからFP吉田圭吾が押し込み大分が追いつく。ところが直後の17分、ペナルティーエリア内に走り込んできたFP三笠貴史とフットサル日本代表FP仁部屋和弘との競り合いがファウルの判定となり、すみだがPKを獲得する。しかし、大分GK岩永汰紀のファインセーブに阻まれ、すみだは勝ち越しのビッグチャンスを生かせず、1－1で前半を終えた。後半入ると、26分、左サイドから中央に切り込だFP田村龍太郎の右足がさく裂。大分がリードを奪った。すると33分、ゴール前の混戦からFPヴィトンが押し込み、大分がリードを2点に広げた。このピンチにすみだは、翌日の試合も視野に入れて、リスクの大きなパワープレーは選択せずにゴールを狙う。しかし得点を奪うことができず、3－1で試合終了。この結果、大分は第2戦を2点差以内で敗戦しても勝ち抜けられることになった。

　第2戦は、決勝進出のためには3点差以上での勝利が必要となったすみだが、試合開始直後にチャンス掴む。しかし、ここは大分が体を張ったディフェンスでゴールを死守する。ようやくスコアが動いたのは11分。FP渡井博之がペナルティーエリア内で放ったシュートがオウンゴールを誘発して、すみだが先制する。リーグ戦も含めて4連勝の大分だが、GK大黒章太郎の好セーブに阻まれてゴールを奪えず、前半を0－1とすみだがリードして終えた。後半、あと2点が必要なすみだと守り切れば勝ち抜けられる大分がより激しい攻防を繰り広げる。すると29分、FP田口元気のゴールでとうとうすみだが2点目を奪い、逆転にリーチをかける。すると、すみだは残り3分以上前からFP中田秀人をGKとしてパワープレーを始めた。しかし、最後まで全員が集中したディフェンスでゴールにカギを掛け続けた大分が追加点を許さず、0－2で試合終了。

　2試合合計で勝点と得失点が並んだため、リーグ戦上位のアドバンテージを持つ大分が名古屋オーシャンズの待つ決勝戦へコマを進めた。なお、プレーオフ決勝戦は、25日（土）と26日（日）に武田テバオーシャンアリーナで行われ、AbemaTVでのライブ配信とJ SPORTSでの生中継される。

　　プレーオフ準決勝の結果と決勝戦の対戦カード等は以下の通り。

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【スコア】　
バサジィ大分　3－1　フウガドールすみだ
【得点者】
9分　0－1　デネル（すみだ）
16分　1－1　吉田圭吾（大分）
26分　2－1　田村龍太郎 （大分）
33分　3－1　ヴィトン（大分）

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【スコア】　
バサジィ大分　0－2　フウガドールすみだ
【得点者】
11分　0－1　オウンゴール（すみだ）
29分　0－2　田口元気（すみだ）

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■Fリーグ2019/2020 ディビジョン1プレーオフ 決勝戦（25日、26日）
会場：武田テバオーシャンアリーナ
　[第1戦] 1月25日（土）14:30キックオフ　名古屋オーシャンズ（リーグ戦1位） vs バサジィ大分（準決勝勝者）
　[第2戦] 1月26日（日）14:30キックオフ　名古屋オーシャンズ（リーグ戦1位） vs バサジィ大分（準決勝勝者）
放送：
　[AbemaTV] 両日とも14:30〜17:30　ライブ配信
　[J SPORTS] 両日とも14:20〜17:00　生中継（J SPORTSオンデマンドではライブ配信）