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PK戦の末に横浜FMを下して、神戸が今季初タイトル!/ゼロックス杯

[2020/02/10 Mon]

 8日、FUJI XEROX SUPER CUP2020が行われ、横浜F・マリノス(J1リーグ王者)とヴィッセル神戸(天皇杯優勝)が対戦した。

 新シーズンの幕開けを知らせる同大会は、1994年にスタートして今回で27回目をを迎えた。そして、3年連続で埼玉スタジアム2002での開催となった。

 27分、横浜FM陣内でボールを受けたMFイニエスタがドリブルでペナルティーエリア手前まで持ち込み、DF2人に囲まれながらFWドウグラスにスルーパス。これを豪快に左足でネットに突き刺して神戸が先制した。清水エスパルスから新加入したドウグラスは、これが神戸初ゴールで2020シーズンが幕を開けた。しかし、2019年J1リーグ王者もすぐに反撃に出る。36分、神戸陣内で相手DFのクリアボールにいち早く反応したのは昨シーズンの得点王FW仲川輝人。ペナルティーエリア中央でシュートを放つが、飛び出してきたGK飯倉大樹に阻まれてしまうものの、こぼれ球に反応したもう一人の得点王FWマルコス・ジュニオールがヘディングで無人のゴールに押し込んだ。なお、このシーンでFW仲川とGK飯倉が接触したため、今シーズンからJ1リーグでも導入されるビデオアシスタントレフェリー(VAR)による確認がされたが、得点は認められた。追いつかれた神戸だが、4分後に再びリードを奪う。40分、前線からプレスを仕掛けていたFW古橋亨梧がGKパク・イルギュとDFチアゴ・マルティンスのパス交換からボールを奪うと、左足で無人のゴールに流し込んだ。そして、前半は神戸が1点リードで終えた。

 後半、横浜FMが再び同点に追いつく。54分、後半開始から途中出場しているFW遠藤渓太からのスローインをペナルティーエリア左からFWエリキが中央へ。これに反応したMF扇原貴宏が左足ダイレクトシュートを放つと、GK飯倉の頭上を越えてネットを揺らした。しかしながら69分、またしても神戸がリードを奪う。ペナルティーエリア右に抜け出したMFイニエスタがファーサイドへのグラウンダークロスを送る。相手DFにカットされたものの、こぼれ球をMF山口蛍がペナルティーエリア中央で右足を振り抜きゴールに突き刺した。このままでJ1リーグ王者は終われない。73分、FW仲川がペナルティーエリア左へロングボールを送ると、FW遠藤が見事なトラップから右足で中央へ折り返す。これをFWエリキがゴールへ押し込み、3-3として三度試合を振り出しに戻した。その後は両チームとも決定機を活かせず90分が終了し、勝負の行方は9大会ぶり9度目のPK戦へもつれ込んだ。

 横浜FMの先攻で行われたPK戦は、両チームそれぞれ2人目までが成功。そして、横浜FM3人目のFWエジガル・ジュニオがGK飯倉にセーブされると、横浜FM7人目FW遠藤までが9人連続で失敗するという史上初の記録となる。最後は、神戸7人目MF山口がゴール右へ決めて、神戸が今シーズン初タイトルを獲得した。

 両チーム合わせて6ゴールが生まれたこの試合は、大会史上最多得点の試合となった。

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【スコア】
横浜F・マリノス 3-3(PK 2-3) ヴィッセル神戸

【得点者】
27分 0-1 ドウグラス(神戸)
36分 1-1 マルコス・ジュニオール(横浜FM)
40分 1-2 古橋亨梧(神戸)
54分 2-2 扇原貴宏(横浜FM)
69分 2-3 山口蛍(神戸)
73分 3-3 エリキ(横浜FM)

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