神戸と横浜FMは連勝！／ACL2020

[2020/02/20 Thu]

　19日、AFCチャンピオンズリーグ（ACL） グループステージ（GS）第2節が行われ、ヴィッセル神戸はアウェイで水原三星（韓国）と、横浜F・マリノスはホームでシドニーFC（オーストラリア）と対戦した。

　まずはACL初戦を快勝で、白星発進を飾った神戸。ハットトリックを記録して第1節のベストイレブンに選ばれたFW小川慶治朗をはじめとする攻撃陣も、水原の堅守に苦しみ、スコアレスで前半を終えた。迎えた後半も膠着した状態が続き、時間だけが過ぎていく。そんな中、ネットを揺らしたのはアウェイの神戸だった。89分、DF酒井高徳からのクロスをFW古橋亨梧が押し込んで、待望の先制ゴールを挙げた。これが決勝点となり、0－1で試合終了。神戸が2連勝を飾った。

　逃げ切って開幕戦勝利を収めた横浜FM。徐々にテンポを掴んでいくと、横浜FMのペースで試合が進む。12分、FW仲川輝人からMF喜田拓也、MFオナイウ阿道とつなぐと、相手DFを背負いながらもオナイウが反転シュートを放つ。ボールは相手DFに当たってコースが代わるとそのままゴールに収まり、先制点を挙げた。オナイウはようやく移籍後初ゴールとなった。すると31分、再びオナイウが魅せる。縦パスをオナイウがワンタッチで流すと仲川が合わせて追加点を決める。さらに33分、再び仲川がゴールを決めて、前半だけで3点のリードを奪った。後半も横浜FMが攻め立てる。51分、左サイドからのクロスボールにオナイウが合わせて4点目を奪う。横浜FMは、FW大津祐樹、DF和田拓也、MF水沼宏太を連続投入して、さらに攻撃に厚みを増していく。シドニーFCがゴール前までボールを運ぶシーンもあったが、ゴールは許さず、4－0のまま試合終了。横浜FMが、ACL連勝を飾った。

　次戦は、新型コロナウイルスの影響を受けて、神戸、横浜FMともに第4節となり、神戸が4月7日（火）にホームで広州恒大（中国）と、横浜FMが4月8日（水）にホームで上海上港（中国）と戦う予定となっている。

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【スコア】
水原三星　0－1　ヴィッセル神戸

【得点者】
89分　0－1　古橋亨梧（神戸）

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【スコア】
横浜F・マリノス　4－0　シドニーFC

【得点者】
12分　1－0　オナイウ阿道（横浜FM）
31分　2－0　仲川輝人（横浜FM）
33分　3－0　仲川輝人（横浜FM）
51分　4－0　オナイウ阿道（横浜FM）