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JFAが田嶋会長の新型コロナウイルス感染を発表...

[2020/03/18 Wed]

 17日、日本サッカー協会(JFA)は、田嶋幸三会長が新型コロナウイルス感染に関する検査の結果、陽性だったことを発表した。

 同会長は、2月28日(火)にベルファスト(北アイルランド)に向けて成田空港から出発。翌29日(水)に国際サッカー評議会(IFAB)年次総会出席後、オランダに渡って、2日(月)には欧州サッカー連盟(UEFA)理事会および3日(火)のUEFA総会に出席している。さらに、そのままアメリカに渡航して、5日(木)に行われたSheBelieves Cup(日本女子代表対アメリカ女子代表)を視察、6日に2023年女子ワールドカップ招致活動のためにニューヨークを訪問して、8日(日)に帰国した。

 そして、14日(土)のJFA理事会出席後、セルビアFA会長やスイスFA会長の新型コロナウイル感染を知り、違和感を感じたため15日(日)に微熱を確認したという。翌16日(月)に文京区保健所へ海外渡航歴と会議に同席していた関係者2人の感染を伝えたところ、PCR検査を受けることとなり、17日(火)夕方に陽性反応が出たとの連絡があった。同会長の体調は、微熱があるものの大事には至っておらず、保健所の指示のもとで治療を行っていくという。

 なお、JFAでは保健所、関係当局の指導に従い、JFAハウス館内の消毒作業など以下のような必要な措置を行って予定であることを伝えている。
 1. 理事会出席者の行動履歴と健康状態の経過観察
 2. JFA全役職員、契約職員/派遣職員、コーチングスタッフ等の健康状態の経過観察
 3. JFAハウスに事務所を置く各連盟、企業、団体の役職員の健康状態の経過観察
 4. 保健所、関係当局の指導に基づき、JFAハウスの閉館、もしくはJFA事務局の閉鎖、もしくはそれに準じる措置

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