再開は29日を目途に方針を決定、“投げ銭”は現段階での導入を否定 ／ Jリーグ

[2020/05/20 Wed]

　19日、Jリーグは2020年度第5回理事会を開催した。

　理事会終了後にオンライン会見に出席した村井満チェアマンは、「22日の第8回新型コロナウイルス対策連絡会議、第7回臨時実行委員会で方向性を考えていきたいと思っています。その後、再開に向けてのシナリオや選手会、ステークホルダー、関係者、クラブ担当者との会議、強化担当や実行委員とのすり合わせがあると思います」と述べた。全国一律ではないものの、緊急事態宣言の解除が進む中で、同リーグは公式戦再開や開幕の時期を検討しており、29日（金）を目途としてリーグ方針を固めたいとコメントした。

　また、一部で報道されている投げ銭制度の導入については「大きな関心はある」と話す一方で、「金銭のやり取りをする以上、法制度の確認も必要ですし、他のスポーツ団体、音楽団体と連携するような話かもしれません」と、現段階で具体的な機関決定や導入の判断をしていないことを明かした。