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リヴァプールが30年ぶりにリーグ制覇! / プレミアリーグ

[2020/06/26 Fri]

 24日と25日、プレミアリーグ第31節が行われた。

 先に行われたのが、日本代表FW南野拓実が所属するリヴァプールとクリスタル・パレスの一戦。中断前を含めて4試合無失点勝利を続ける難敵をリヴァプールがホームのアンフィールドで迎え撃った。すると23分、ゴール正面やや右からの直接FKをDFトレント・アレクサンダー・アーノルドが右足で鮮やかにゴール右へ沈めてリヴァプールが先制した。さらに44分、DF裏へのスルーパスに反応したFWサラーがGKとの1対1をきっちりと決めて2点リードで折り返した。

 後半もリヴァプールの勢いは衰えず、55分、MFファビーニョがロングシュートを豪快にゴールに突き刺して試合を決定付ける3点目をマークした。そして69分、得意のカウンターでFWロベルト・フィルミーノからサラーとボールつなぎ、最後はFWサディオ・マネが沈めた。その後も試合を支配し続けたリヴァプールが4-0と快勝をおさめた。なお、南野はフィルミーノに代わって74分から途中出場を果たした。

 そしてこの結果、2位マンチェスター・シティが引き分け以下の場合、リヴァプールの優勝が決まることになった。

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【スコア】
リヴァプール 4-0 クリスタル・パレス
【得点者】
1-0 23分 トレント・アレクサンダー・アーノルド(リヴァプール)
2-0 44分 モハメド・サラー(リヴァプール)
3-0 55分 ファビーニョ(リヴァプール)
4-0 69分 サディオ・マネ(リヴァプール)


 そのチェルシー対マンチェスター・シティは、前半序盤はマンチェスター・シティがペースを掴むが、チェルシーGKケパ・アリサバラガの好セーブに阻まれる。すると、時間が経過するにつれて徐々にチェルシーが押し返す。ところがマンチェスター・シティGKエデルソンも好セーブを見せて一進一退の攻防が続く。そして、試合が動いたのは36分、ペースを掴んだチェルシーが先制点を奪った。相手のミスを見逃さなかったMFプリシッチが一気にドリブルで駆け上がり、GKとの1対1を冷静に制し、1-0とチェルシーがリードして前半を終えた。

 これでリヴァプールの優勝阻止には2ゴールが必要になったマンチェスター・シティは55分、ゴール正面からのFKのタイミングで、MFロドリとMFベルナルド・シルヴァに代えてFWガブリエル・ジェズスとMFダビド・シルバを投入した。そしてこのFKをMFケヴィン・デ・ブライネが、強烈なドライブシュートで直接ゴールに蹴り込んで、試合を振り出しに戻した。さらに、この直後の57分、カウンターからFWラヒーム・スターリングがチャンスを迎えたが、追加点とはいかなかった。そして迎えた75分、右サイドからのクロスでゴール前が混戦となると、MFフェルナンジーニョがゴールライン上にあるボールを左手でかき出してしまう。ビデオ・アシスタント・レフェリー(VAR)による確認の結果、ハンドリングのファウル判定となり、マンチェスター・シティは数的不利に陥った。チェルシーはこのPKをFWウィリアンがきっちりと決めて、再びリードを奪い、2-0のまま試合終了。チェルシーが勝利を収めた。

 この結果、リーグ戦7試合を残してリヴァプールの30年ぶりとなる1部リーグ制覇が決まった。なお、リヴァプールにとってプレミアリーグが創設された1992-93シーズン以降で初のリーグ優勝となった。

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【スコア】
チェルシー 2-1 マンチェスター・C
【得点者】
1-0 36分 クリスティアン・プリシッチ(チェルシー)
1-1 55分 ケヴィン・デ・ブライネ(マンチェスター・C)
2-1 78分 ウィリアン(チェルシー)

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