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2020年バロンドールは中止...

[2020/07/21 Tue]

 フランスのサッカー専門誌「フランス・フットボール」は、2020年のバロンドール受賞者を決めない方針であることを明らかにした。

 1956年に創設された“世界一”の選手に贈られるバロンドールは、2010年から2016年まで国際サッカー連盟(FIFA)とのパートナーシップにより名称を“FIFAバロンドール”とされてきた。その後もフランス・フットボール主催により継続されてきたが、2020年は「十分に公正な条件にならないため」バロンドールを授与しないことを発表した。

 決定に至った理由を次のように説明した。「このような特異な年は、通常の年として扱うことはできず、また扱うべきではない。迷ったときは、頑固になるよりもやめたほうがいい。バロンドールのトロフィーは、スポーツの素晴らしさだけではなく、模範や、連帯感、責任感など、様々な価値観を伝えるものだからだ。この名誉ある称号の公正さは、特に数字の面で、また準備の面でも維持できない。よって比較することができない。そしてリストに"新型コロナウイルスの影響により例外的な状況で獲得したトロフィー"といった消えない注意書きを入れたくなかったからだ」「私たちは(歴史に残すのに)常に傷が大きくなる前に小さな傷で済ませることを好む。バロンドールは1956年以来続いてきた。私たちはこの決定に不満だが、それは私たちにとって最も責任のある行動だ」

 2019年はアルゼンチン代表FWリオネル・メッシ(バルセロナ/スペイン)が4年ぶりに歴代最多となる6度目の受賞を果たした。また、女子はアメリカ代表MFミーガン・ラピノー(レインFC/アメリカ)がFIFA最優秀選手賞と女子W杯におけるゴールデンボールと合わせて、国際主要個人タイトル3冠に輝いた。また、2018年より新設された21歳以下の選手を対象とした若手版バロンドールである「コパ・トロフィー」はオランダ代表DFマタイス・デ・リフト(ユヴェントス/イタリア)が、年間最優秀GKを表彰する「ヤシン・トロフィー」はブラジル代表GKアリソン(リヴァプール/イングランド)が選ばれた。なお、"ヤシン"とは、バロンドールを受賞した唯一のGKである元ソビエト連邦代表レフ・ヤシン氏のことである。

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