川崎、C大阪、札幌、柏が首位通過！2位グループからは名古屋！ ／ ルヴァン杯

[2020/08/13 Thu]

　12日、2020JリーグYBCルヴァンカップ グループステージ（GS）第3節が行われた。

　新型コロナウイルスの影響により、大きく大会形式が変更された今シーズンのルヴァンカップ。GSは1回戦総当たりとなり、プレーオフステージ（PO）が廃止された。そして、各グループ1位チームと2位グループのうち成績上位1チームをあわせた5チーム、そしてAFCチャンピオンズリーグ（ACL）出場3チーム（横浜F・マリノス、FC東京、ヴィッセル神戸）を加えた計8チームでプライムステージ（PS／準々決勝以降）を戦う。なお、PSは1試合制のノックアウト方式となる。

　前回大会覇者である川崎フロンターレはアウェイで名古屋グランパスと対戦した。開始早々1分、FW相馬勇紀のシュートが相手DFに当たりながらもゴールに収まり、名古屋が幸先よく先制した。ところが6分、MF三笘薫のゴールで川崎が追い付くも、直後の7分にFWガブリエル・シャビエルが決めて、再び名古屋が突き放した。それでも38分、三笘がヘディングシュートでこの試合2点目を決めて同点に追いつき前半を終えた。後半は一転してスコアが動かず、2－2のままドローで試合終了。この結果、川崎がグループAを首位で通過となり、名古屋は2位グループの成績上位1チームとなり、PSへコマを進めた。

　また、サンフレッチェ広島とサガン鳥栖の一戦は、開催日当日に中止が決定した。前日の11日（火）に鳥栖の金明輝監督より新型コロナウイルス陽性反応が出たため、同日に選手とスタッフの計89名を対象としたPCR検査を実施。その結果、試合当日の12日までに、新たに複数名の「陽性」または「陽性の可能性が高い」との検査結果および診断が出たことにより、感染拡大防止のため中止を決定した。なお、追加検査の結果、トップチームスタッフ3名と選手6名が陽性だったことを明かした。

　試合結果、順位表およびPS進出チーム一覧は以下の通り。

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■結果
[グループA]
　清水エスパルス　2－3　鹿島アントラーズ
　名古屋グランパス　2－2　川崎フロンターレ
[グループB]
　ベガルタ仙台　0－3　セレッソ大阪
[グループC]
　北海道コンサドーレ札幌　1－1　横浜FC
　サンフレッチェ広島　－　サガン鳥栖　※試合中止
[グループD]
　柏レイソル　3－1　大分トリニータ
　湘南ベルマーレ　1－2　ガンバ大阪

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■順位表　（☆はプライムステージ進出チーム）
[グループA]
　1位　川崎（勝点7／得失点差＋5）　☆
　2位　名古屋（勝点7／得失点差＋4）　☆
　3位　鹿島（勝点3／得失点差－1）
　4位　清水（勝点0／得失点差－8）
[グループB]
　1位　C大阪（勝点9／得失点差＋4）　☆
　2位　浦和（勝点6／得失点差＋2）
　3位　仙台（勝点3／得失点差－6）
　4位　松本（勝点0／得失点差－3）
[グループC]
　1位　札幌（勝点7／得失点差＋4）　☆　
　2位　横浜FC（勝点4／得失点差－1）
　3位　広島（勝点3／得失点差＋1）
　4位　鳥栖（勝点0／得失点差－4）
[グループD]
　1位　柏（勝点9／得失点差＋4）　☆
　2位　G大阪（勝点4／得失点差0）
　3位　湘南（勝点3／得失点差－1）
　4位　大分（勝点1／得失点差－3）

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■PS進出チーム
▽ACL出場
　横浜F・マリノス
　FC東京
　ヴィッセル神戸
▽GS突破
　川崎フロンターレ（グループA 1位）
　セレッソ大阪（グループB 1位）
　北海道コンサドーレ札幌（グループC 1位）
　柏レイソル（グループD 1位）
　名古屋グランパス（2位グループ 成績上位）