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ドログバ氏がUEFA会長賞を受賞!

[2020/09/30 Wed]

 29日、欧州サッカー連盟(UEFA)は、元コートジボワール代表FWディディエ・ドログバ氏がUEFA会長賞を受賞したことを発表した。

 同賞は、傑出した功績やプロフェッショナルとしての優れた姿勢、そして模範的な個性を評価された人に贈られるもので、ドログバ氏の現役時代の活躍だけではなく、引退後も発展途上国の子供たちの生活向上に貢献する活動に取り組んでいることが評価された。

 現在42歳のドログバ氏は、ル・マン(フランス)の下部組織出身で1999年にトップデビューを果たすと、ギャンガン(フランス)とマルセイユ(フランス)を経て、2004年夏にチェルシー(イングランド)に加入した。2012年夏まで在籍したチェルシーでは、2度のプレミアリーグ得点王に輝き、3度のプレミアリーグ優勝や4度のFAカップ制覇など数々のタイトルを獲得している。2011-12シーズンのUEFAチャンピオンズリーグ(CL)では決勝戦でゴールを決めてクラブ初のCL優勝に大きく貢献した。チェルシー退団後は、上海申花(中国)とガラタサライ(トルコ)を渡り歩いたが、2014年夏にチェルシーへ復帰。そして、2014-15シーズンはプレミアリーグとリーグカップの2冠を獲得し、2015年夏にはメジャーリーグ・サッカー(MLS)のモントリオール・インパクトに移籍した。2017年からは、自身が共同オーナーを務めるUSLチャンピオンズリーグ(アメリカ2部)のフェニックス・ライジングでプレーし、2018年11月に現役引退を表明した。コートジボワール代表では、2002年〜2014年にかけて通算105試合に出場して、65ゴールを記録。さらに、2006年ドイツW杯で同国を初出場に導くと、その後3回のW杯出場を果たした。そして、同氏は自身が立ち上げた財団を通じて、学校や医療施設の設立やアフリカの貧困撲滅に向けた活動を行っている。

 なお、同賞は過去に、ボビー・チャールトン氏(元イングランド代表)、エウゼビオ氏(元ポルトガル代表)、ヨハン・クライフ氏(元オランダ代表)、フランチェスコ・トッティ氏(元イタリア代表)、デイヴィッド・ベッカム氏(元イングランド代表)らが受賞している。

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