横浜対北九州の昇格組対決はドロー決着... ／ F1リーグ

[2020/11/16 Mon]

　13日と15日、Fリーグ2020-2021 ディビジョン1 4試合が行われた。

　14日（土）に予定されていたシュライカー大阪対湘南ベルマーレは、5日（木）に大阪所属選手の新型コロナウイルス（COVID-19）陽性判定を受けて、延期が決定された。また、21日（土）に行われるバサジィ大分対シュライカー大阪も12日（木）に延期が発表されている。

　今シーズンよりともにディビジョン1へ昇格したY.S.C.C.横浜とボルクバレット北九州が、横浜武道館で激突した。入場制限付きながら有観客で行われ、189名がFリーグをリアルに楽しんだ。先手を奪ったのはアウェイの北九州。2分13秒、右サイドをFP清水誠也とFPチャオ・パルメイロ・クリスチャンのワンツーで崩すと、清水が抜け出し、GKとの1対1を冷静にニアを打ち抜いた。その後は、一進一退の攻防が続き、第1ピリオドはこの1点のみで北九州リードで終えた。迎えた第2ピリオド開始早々21分49秒、横浜が追い付く。左CKからグラウンダーのボールをニアでFP黒田智暉がダイレクト左足シュート。DFの股をすり抜けると、GKの伸ばした足も届かず、ゴール右下に決まった。これで勢い付いた横浜は、25分22秒に逆転する。相手陣内10mマーク付近で、DFを背にしながらボールを受けたFP荒川勇気が、右足裏トラップでボールを動かして右反転すると、思い切りよく左足を振り抜いてゴール左下を打ち抜いた。逆転を許した北九州だったが、先制した時と同じように右サイドをワンツーで崩すと、DFを引き付けて左サイドに流す。これを駆け上がってきFP田村研人がフリーで受けると、ワントラップしてGKのポジショニングをしっかり確認しながらど真ん中に蹴り込んだ。その後はお互いあと一歩が届かず、2－2で昇格組対決は痛み分けに終わった。

　今週の結果、順位表および次週の対戦カードは以下の通り。

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■結果
Y.S.C.C.横浜　2－2　ボルクバレット北九州
フウガドールすみだ　7－5　バルドラール浦安
エスポラーダ北海道　4－5　バサジィ大分
ペスカドーラ町田　2－0　バルドラール浦安
ボアルース長野　2－4　立川・府中アスレティックFC
▽延期された試合
シュライカー大阪 vs 湘南ベルマーレ

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■順位表
1位　名古屋（勝点24／得失点差＋23／試合数8）
2位　立川・府中（勝点20／得失点差＋2／試合数11）
3位　町田（勝点18／得失点差＋12／試合数8）
4位　大分（勝点18／得失点差＋6／試合数9）
5位　湘南（勝点14／得失点差＋7／試合数9）
6位　大阪（勝点12／得失点差＋8／試合数8）
7位　北海道（勝点10／得失点差－5／試合数11）
8位　北九州（勝点10／得失点差－6／試合数10）
9位　すみだ（勝点9／得失点差－3／試合数8）
10位　浦安（勝点8／得失点差0／試合数9）
11位　横浜（勝点7／得失点差－15／試合数9）
12位　長野（勝点3／得失点差－29／試合数8）

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■対戦カード
▽21日（土）
　15:00　立川・府中 vs 町田　／立川
▽22日（日）
　12:00　長野 vs 湘南　／千曲
　14:00　浦安 vs 北九州　／浦安
　16:00　名古屋 vs すみだ　／オーシャン
▽23日（月・祝）
　15:00　北海道 vs 横浜　／きたえーる
▽延期される試合
　大分 vs 大阪