約1か月ぶりでも名古屋はすみだに競り勝ち9連勝！ ／ F1リーグ

[2020/11/24 Tue]

　21日から23日、Fリーグ2020-2021 ディビジョン1 5試合が行われた。

　21日（土）に予定されていたバサジィ大分対シュライカー大阪は、5日（木）に大阪所属選手の新型コロナウイルス（COVID-19）陽性判定を受けて、延期されている。

　10月25日以来の公式戦となる名古屋オーシャンズは、2連勝中の好調フウガドールすみだを入場制限付きながら観客がいるホームに迎えた。名古屋はこの間にチームへ合流した新助っ人FPペネジオがFリーグデビューを果たすが、好調すみだに攻め込まれて苦しい時間が続く。それでも、先手を奪ったのは名古屋。15分43秒、右ゴールライン付近からFP西谷良介がマイナスに中央へ折り返しと、すみだDFが体を張ってブロックするもそのこぼれ球が西谷の元へ。すると、西谷はすかさずゴール前で待つFPペピータへダイレクトでパスを送り、ペピータがしっかりと合わせてゴールネットを揺らした。しかし、名古屋は累積ファウルが重なり、17分47秒、すみだが10mマークからの壁なしFKのチャンスを掴む。これをフットサル日本代表FP森村孝志がきっちりとゴール右上に蹴り込み、すみだは試合を振り出しに戻してハーフタイムを迎えた。後半も先にゴールを奪ったのは名古屋。29分1秒、左サイドから西谷の左足で放ったグラウンダーシュートが右ゴールポストにヒットすると、そのこぼれ球にいち早く反応したFP星翔太が押し込んだ。ところが直後の29分40秒、すみだが再び追いつく。左サイドからの中央へのパスでFPガリンシャがFPアルトゥールに競り勝つと、そのまま反転してGKと1対1に。落ち着いて左足でゴール左下に流し込んだ。一進一退の攻防が続く中、34分4秒、早いパス交換で右サイドを崩すと最後はペピータが左足で左サイドネットを揺らし、3点目を奪ってリードを手にした。しかしながら追いすがるすみだは、35分20秒、左コーナー付近のキックインをニアに走り込んだガリンシャが足裏で後ろに流すとFP田口元気が右足を思い切りよく振り抜き、ゴール左に蹴り込んだ。3度も追い付かれた名古屋だったが、36分47秒、左サイドに流れながらFP八木聖人が左足シュートを放つと、GKの頭上を打ち抜きゴール中央上に決まった。これが決勝点となり、追い付かれても突き放し続けた名古屋が約1か月ぶりの公式戦を白星で飾り、開幕から9連勝を手にした。

　今週の結果、順位表および次週の対戦カードは以下の通り。

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■結果
立川・府中アスレティックFC　5－5　ペスカドーラ町田
ボアルース長野　0－9　湘南ベルマーレ
バルドラール浦安　8－4　ボルクバレット北九州
名古屋オーシャンズ　4－3　フウガドールすみだ
エスポラーダ北海道　7－4　Y.S.C.C.横浜　
▽延期された試合
バサジィ大分 vs シュライカー大阪

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■順位表
1位　名古屋（勝点27／得失点差＋24／試合数9）
2位　立川・府中（勝点21／得失点差＋2／試合数12）
3位　町田（勝点19／得失点差＋12／試合数9）
4位　大分（勝点18／得失点差＋6／試合数9）
5位　湘南（勝点17／得失点差＋16／試合数10）
6位　北海道（勝点13／得失点差－2／試合数12）
7位　大阪（勝点12／得失点差＋8／試合数8）
8位　浦安（勝点11／得失点差＋4／試合数10）
9位　北九州（勝点10／得失点差－10／試合数11）
10位　すみだ（勝点9／得失点差－4／試合数9）
11位　横浜（勝点7／得失点差－18／試合数10）
12位　長野（勝点3／得失点差－38／試合数9）

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■対戦カード
▽28日（土）
　13:00　湘南 vs 大分　／秦野
　15:00　北九州 vs 名古屋　／北九州
　17:00　町田 vs 長野　／町田
　19:00　すみだ vs 立川・府中　／墨田
▽29日（日）
　14:00　浦安 vs 北海道　／浦安
　16:00　横浜 vs 大阪　／浦安