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首位決戦は王者名古屋に軍配! / F1リーグ

[2021/01/12 Tue]

 9日と10日、Fリーグ2020-2021 ディビジョン1(D1)が行われた。

 なお、新型コロナウイルス感染症(COVID-19)の影響により、会場が使用できなくなったため、湘南ベルマーレ対立川・府中アスレティックFCは延期されている。

 前週に首位に返り咲いた名古屋オーシャンズは、ホームでバサジィ大分との首位決戦に臨んだ。この大一番は、入場制限付き試合で行われ、532人の観客が"生"で両チームの闘いを見守った。9分46秒、名古屋が前線からプレスをかけるとFPペピータがボールを奪い、ゴール正面で待つFP八木聖人へ。八木は落ち着いてゴール左に蹴り込み、名古屋が先制した。すると13分26秒、名古屋はペナルティーエリア手前やや左からの直接FKを得る。ボール左にFPアルトゥール、右にペピータが立つと、大分DFはペピータの左足を警戒し、ボールが蹴られると同時にペピータの足元めがけて飛び出す。ところが、名古屋はその裏を突くサインプレーでボールはペピータの奥で待つFP水谷颯真の元へ。水谷は思い切りよく左足を振り抜くと、ゴール右下に決まり、名古屋がリードを広げた。大分もフットサル日本代表FP仁部屋和弘を中心にカウンターなどでチャンスを創るもあと一歩が届かず、1stピリオドを2-0と名古屋リードで終えた。追いかける大分だが、名古屋ゴールにはフットサル日本代表GK関口優志が立ちはだかる。しかし31分48秒、アルトゥールが後ろ向きでボールキープしようとしたところを仁部屋が強くプレッシャーをかける。2人が倒れ込むのを見てGK関口が一歩踏み出したところ、ボールはゴール左へ。関口が懸命に戻るも完全に逆を突かれていて間に合わず大分が1点を返した。しかしながら36分34秒、左CKからペピータが左足一閃。名古屋が再びリードを2点に広げた。攻撃の手を全く緩めない名古屋は、残り5秒、ペピータがペナルティーエリア手前右でDF2人とGKを引き付けると、丁寧に左で待つFP平田ネトアントニオマサノリへ。平田は無人のゴールへ押し込むだけ。4-1と2位大分を下した名古屋が首位独走を加速させた。

 今週の結果、順位表および次週の対戦カードは以下の通り。

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■結果
フウガドールすみだ 5-2 エスポラーダ北海道
名古屋オーシャンズ 4-1 バサジィ大分
ボルクバレット北九州 2-0 ボアルース長野
シュライカー大阪 3-2 ペスカドーラ町田
バルドラール浦安 2-2 Y.S.C.C.横浜

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■順位表
1位 名古屋(勝点39/得失点差+33/試合数14)
2位 大分(勝点32/得失点差+18/試合数16)
3位 町田(勝点30/得失点差+14/試合数16)
4位 立川・府中(勝点30/得失点差+4/試合数16)
5位 湘南(勝点29/得失点差+20/試合数15)
6位 すみだ(勝点22/得失点差+2/試合数15)
7位 浦安(勝点19/得失点差+6/試合数16)
8位 大阪(勝点18/得失点差-1/試合数15)
9位 北九州(勝点17/得失点差-11/試合数17)
10位 北海道(勝点16/得失点差-7/試合数17)
11位 横浜(勝点8/得失点差-28/試合数16)
12位 長野(勝点7/得失点差-50/試合数15)

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■対戦カード
▽15日(金)
 19:30 横浜 vs 名古屋 /横浜武道館
▽16日(土)
 12:00 大分 vs 立川・府中 /大洲
 14:00 長野 vs 浦安 /千曲
▽17日(日)
 13:00 北海道 vs 北九州 /きたえーる
 15:00 大阪 vs すみだ /岸和田
 17:00 町田 vs 湘南 /町田

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