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ファイナルは名古屋vsC大阪のACL組に! / ルヴァン杯

[2021/10/11 Mon]

 10日、JリーグYBCルヴァンカップ 準決勝 第2戦が行われた。

 昨年の覇者FC東京は、アウェイで名古屋グランパスに3-1で敗れていて、かなり追い込まれた状況で第2戦を迎えた。2試合合計で2点を追うFC東京は早い時間にまず1点が欲しい。すると15分、右CKをショートコーナーで始めると、MF髙萩洋次郎のクロスボールを第1戦で唯一ゴールを決めているMFアダイウトンにピンポイントで合い、FC東京が幸先よく先制した。攻め続けるFC東京がその後もチャンスを創るものの、追加点は生まれず前半を1-0で終えた。後半もホームのFC東京がペースを握り、55分、ペナルティーエリア内右からのグラウンダークロスをFW永井謙佑が右足で合わせると、このシュートはDFにブロックされたものの1点目をアシストした髙萩がこぼれ球を押し込んだ。これで、とうとう2試合合計3-3となり、アウェーゴール数でFC東京が逆転した。ところが80分、左サイドからインスイングのクロスボールをFWシュヴィルツォク、MF稲垣祥と連続してシュートを放つと、FC東京の懸命のブロックをかいくぐり、最後は稲垣がヘディングでねじ込み、貴重なアウェイゴール1点を返した。そして、2-1のまま試合終了を迎え、2試合合計4-3で名古屋グランパスが、クラブ史上初となるルヴァンカップ決勝戦進出を決めた。

 第1戦で終盤に貴重なアウェイゴールを奪ってドローに持ち込んだセレッソ大阪は、ホームで浦和レッズと対戦した。勝利しかない浦和に対して、C大阪も守りに入らず攻撃の姿勢を示してアグレッシブな試合展開となるも、スコアが動いたのは後半に入ってから。53分、左サイド深い位置からのクロスボールをニアでFW加藤陸次樹が合わせると、一度はGK鈴木彩艶に阻まれるも、こぼれ球を自ら押し込み、C大阪が先制点を奪った。追いかける浦和は、終盤にDF槙野智章を前線に投入するなど必死に攻め続けたが、C大阪が守り抜き、1-0で完封勝利を収めた。この結果、2試合合計2-1としたC大阪が、優勝した2017年度以来となる2度目となる決勝進出を決めた。

 決勝戦は、10月30日(土)に埼玉スタジアム2〇〇2で13時05分より名古屋グランパス対セレッソ大阪の対戦となった。

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【スコア】
FC東京 2-1(2試合合計3-4) 名古屋グランパス
【得点者】
1-0 15分 アダイウトン(FC東京)
2-0 55分 髙萩洋次郎(FC東京)
2-1 80分 稲垣祥(名古屋)

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【スコア】
セレッソ大阪 1-0(2試合合計2-1) 浦和レッズ
【得点者】
1-0 53分 加藤陸次樹(C大阪)

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■JリーグYBCルヴァンカップ 決勝戦
日時:2021年10月30日(土)13:05キックオフ
会場:埼玉スタジアム2〇〇2
対戦カード:名古屋グランパス vs セレッソ大阪
TV放送:フジテレビ系列にて全国生中継

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