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2年ごとの開催でも「魅力は薄れない」 / W杯

[2021/10/14 Thu]

 12日、イギリスメディア"ロイター"は、国際サッカー連盟(FIFA)のジャンニ・インファンティーノ会長が2年ごとのワールドカップ開催案について言及したことを報じた。

 男女それぞれのFIFAワールドカップは、これまで4年ごとに開催されてきた。しかし、サウジアラビアサッカー連盟(SAFF)が2年ごとに大会を開催する実現性について調査するよう提案し、インファンティーノFIFA会長が「雄弁で詳細な提案」と前向きな姿勢を示したことで、各大陸サッカー連盟やクラブ、選手、ファンなど多方面からたくさんの批判が噴出した。

 それでも、インファンティーノFIFA会長は、「それでワールドカップの魅力が薄れるわけではない」「大会の名声というものは、クオリティーによって決まる。開催頻度によってではない。スーパーボウル(プロアメリカンフットボールリーグの優勝決定戦)だって毎年行われているし、テニスのウィンブルドン、チャンピオンズリーグ(CL)も毎年開催だ。毎年開催であっても、誰もが熱狂し、開催を楽しみにしている」と他競技を引き合いに出し、あくまで2年ごとの大会開催が有意義なものになり得る、との考えを改めて述べた。

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