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4強が出揃う!王者川崎Fは大分と、浦和はC大阪にリベンジなるか / 天皇杯

[2021/10/28 Thu]

 27日、天皇杯 JFA 第101回全日本サッカー選手権大会 準々決勝が行われた。

 前回大会王者の川崎フロンターレは、ホーム・等々力陸上競技場で鹿島アントラーズと対戦した。32分、MF脇坂泰斗からのCKにマルシーニョが合わせると、オウンゴールをを誘発して川崎Fが先制する。さらに後半立ち上がりの48分、脇坂のシュートがFW旗手怜央に当たってゴールネットを揺らし、川崎Fがリードを2点に広げた。勢いの止まらない川崎Fは、51分に今度は脇坂が自らネットを揺らして3-0とした。その後、鹿島が90分に1点を返すも時すでに遅く、3-1で勝利した川崎Fが準決勝に駒を進めた。

 JリーグYBCルヴァンカップ決勝戦(30日)の前哨戦となった名古屋グランパス対セレッソ大阪の試合は、名古屋のホーム・豊田スタジアムで行われた。32分、38分と立て続けにCKからゴールを奪ったアウェイのC大阪が試合を優位に進める。そして、62分にはFWアダム・タガートがダメ押しとなる3点目を決めると、名古屋の反撃をシャットアウトして3-0とC大阪が快勝を収めて4年ぶりとなるベスト4入りを果たした。

 ガンバ大阪は、ホームのパナソニックスタジアム吹田に浦和レッズを迎えた。FWキャスパー・ユンカーとMF関根貴大に公式戦2試合連続となるゴールが生まれ、前半で浦和が2点のリードで手にする。すると、最後まで集中した戦いでG大阪の反撃を許さず、浦和が2-0の完封勝利を収めた。浦和は、優勝を飾った第98回(2018年大会)以来となる準決勝進出で、今シーズンのルヴァン杯準決勝で敗れたC大阪とのリベンジマッチに臨む。 

 初優勝を目指す大分トリニータと、J2勢で唯一の勝ち残りとなったジュビロ磐田の一戦は、磐田のホームであるエコパスタジアムで行われた。65分、CKからFW長沢駿のゴールで大分が先制すると、その後は一進一退の攻防となり、膠着状態が続く。そして、試合終了間際のアディショナルタイム1分、スルーパスに抜け出した途中出場のFW藤本一輝がダメ押しのゴールを決めて、大分が2-0で勝利を手にした。大分は、クラブ史上初となる天皇杯準決勝進出を果たした。

 結果、および準決勝の対戦カードは以下の通り。

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■結果
名古屋グランパス 0-3 セレッソ大阪
川崎フロンターレ 3-1 鹿島アントラーズ
ガンバ大阪 0-2 浦和レッズ
ジュビロ磐田 0-2 大分トリニータ

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■今後のスケジュール
▽準決勝
・12月12日(日)
 浦和 vs C大阪
 川崎F vs 大分
▽決勝戦
・12月19日(日) 国立競技場

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