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日本代表はチュニジアにPKや連携ミスなどで3失点完敗... / キリン杯

[2022/06/15 Wed]

 14日、キリンカップサッカー2022 決勝戦がパナソニックスタジアム吹田(大阪府)行われ、日本代(SAMURAI BLUE)はチュニジア代表と対戦した。

 第1戦を勝利した両チームの対戦で、ともに11月に開幕するFIFAワールドカップ カタール 2022に出場するため、本大会前の重要な現在地を知る試合となった。

 立ち上がりから日本がボールをキープしているものの、チュニジアのハイインテンシティなDFで思い通りに前進できないうえに、何度かボールを失ってカウンターを受ける。それでも、日本は組織的な守備で一進一退の攻防が続く。前半終了間際の42分、DFの背後に巧く抜け出し、浮き球を収めたMF/FW南野拓実がゴールネットを揺らすも、ここはオフサイドの判定で先制ゴールいかず、前半をスコアレスで終えた。

 膠着状態が続く中、53分、ペナルティーエリア(PA)内でDF吉田麻也がファウルを犯してチュニジアにPKを与えてしまう。GKシュミット・ダニエルはコースを読んだもののボールをストップできず、チュニジアが戦t値を奪った。追いかける展開となった日本は、MF/FW浅野拓磨、三笘薫、堂安律、久保建英と次々にフレッシュな選手を送り込み、アグレッシブな攻撃を試みる。ところが76分、日本は連携ミスから2点目を失ってしまう。ロングボールに競り勝った吉田はマイボールにしようとするも、ボールの受け渡しを巡り、MF/FW板倉滉とGKシュミットの3人のコミュニケーションがうまくいかず、そのすきにキャプテンMFユセフ・ムサクニにボールを奪われてしまう。そして、最後はMFフェルジャニ・サシが決めてチュニジアがリードを広げた。さらに、前のめりになった日本に対して、試合終了間際の後半アディショナルタイム3分、途中出場のFWイサム・ジェバリがPA手前から右足を思い切りよく振り抜くと。強烈なミドルシュートがゴールに突き刺刺さり、0-3で試合終了。チュニジアがキリンカップサッカー2022を制した。

 次の日本代表(SAMURAI BLUE)の活動は、7月に日本で開催されるEAFF E-1サッカー選手権2022となるが、 FIFAインターナショナルウィンドウ(国際Aマッチデー)ではないため国内組だけで臨むこととなる。そのため、W杯本大会前の海外組を含めた活動は、9月19日(月)から27日(火)のFIFAインターナショナルウィンドウに予定される2試合が最後となる。

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【スコア】日本代表(SAMURAI BLUE) 0-3 チュニジア代表
【得点者】
 0-1 55分 モハメド・アリ・ベン・ロムダン(チュニジア) 
 0-2 76分 フェルジャニ・サシ(チュニジア)
 0-3 90+3分 イサム・ジェバリ(チュニジア)

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