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交代枠「5」の恒久化をIFABが承認 / FIFA

[2022/06/15 Wed]

 13日、国際サッカー連盟(FIFA)は、国際サッカー評議会(IFAB)がコロナ禍での特例措置として1試合最大5人まで認めていた選手交代を恒久化することを承認したと発表した。

 2020年5月以降、新型コロナウイルス感染症(COVID-19)の影響による選手への負担軽減を図るため、暫定的に交代選手数を「3」から「5」へ増やすことが可能となっていた。そのため、これまで世界各国の多くのリーグで5人の交代枠が設けられてきた。一方、プレミアリーグでは、層の厚いクラブが得をするなどの理由から、2020-2021シーズンより特例措置を行わず3人の交代枠で実施されてきた。

 そんな中、IFABは11月に開幕するFIFAワールドカップ本大会が行われるドーハ(カタール)で年次総会を開き、2022-23シーズンから1試合で最大5人まで選手交代を認める内容を競技規則に組み込むことを承認した。ただし、交代回数はハーフタイムを除いて3回まで、という部分は維持される。また、大会主催者の裁量により、ベンチ入り人数の上限を12人から15人まで増員できることも確認された。なお、その他に脳震盪発生時の選手交代やビデオ・アシスタント・レフェリー(VAR)が迅速かつ正確にオフサイドを判定できるシステム(半自動オフサイド技術)の導入などが議論された。

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