奈良県選抜が初優勝! / トリム杯
[2023/11/20 Mon]
17日から19日、北九州市立総合体育館(福岡県)で日本トリムPresents 第15回全国女子選抜フットサル大会が行われた。
2チーム(宮城県選抜、大分県選抜)に大会参加資格への抵触が開始後に発覚するなど、混乱の中グループステージが行われたものの、決勝ラウンド(ノックアウトステージ)は、過去6度の優勝を誇る兵庫県選抜(関西1)と奈良県代表(関西2)の関西対決と、2年連続ファイナリストの広島県選抜(中国)対埼玉県選抜(関東2)の対戦が決まった。
関西対決では、奈良県が開始早々の2分33秒に先手を奪うと、兵庫県に一度もリードを許すことなく3-2で競り勝ち、決勝戦にコマを進めた。また、2年連続ファイナリストの広島県は開始わずか44秒でスコアを動かすと、その後も着実に得点を重ね、1-4で勝利を手にして3年連続で決勝戦に進んだ。
決勝戦は、奈良県が開始早々の24秒、FP藤本奈津子のゴールで幸先よく先手を奪うと、キャプテンFP南麻菜が続いてリードを広げた。さらに、オウンゴールで3点差に広がると、広島県が1点を返すものの奈良県の勢いは止まらず、FP杉本瑛麗奈のゴールで4点目。そして、FP高橋京花が決めて奈良県は第1ピリオドで5-1と大量リードを手にした。迎えた第2ピリオドも、奈良県が先に仕掛けると、髙橋が連続ゴールでハットトリックを決め、6点差まで広げた。広島県も意地を魅せて3連続ゴールで追いすがるも、8-4で試合終了。
奈良県代表が見事な勝利で初優勝を手にした。なお、得点王には、8ゴールを決めた広島県選抜FP柏原凪沙が輝いている。
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【スコア】奈良県代表 8-4 埼玉県代表
【得点者】
0分24秒 藤本奈津子(奈良県)
0分45秒 南麻菜(奈良県)
3分04秒 オウンゴール(奈良県)
6分46秒 川崎和奏(埼玉県)
8分05秒 杉本瑛麗奈(奈良県)
10分27秒 高橋京花(奈良県)
15分27秒 高橋京花(奈良県)
16分17秒 高橋京花(奈良県)
17分44秒 柏原凪沙(埼玉県)
18分05秒 柏原凪沙(埼玉県)
19分46秒 岸波美采(埼玉県)
25分34秒 吉田衣里(奈良県)
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■日本トリムPresents 第15回全国女子選抜フットサル大会(トリムカップ2023
公式サイト:https://trim-cup.jp/
期間:2023年11月17日(金)〜19日(日)
会場:北九州市立総合体育館(福岡県)
出場チーム・組合せ:
・Aグループ/埼玉県選抜(関東2)、静岡県選抜(東海)、青森県選抜(東北)、新潟県選抜(北信越)
・Bグループ/広島県選抜(中国)、愛媛県選抜(四国)、福岡県選抜(開催地)、奈良県選抜(関西2)
・Cグループ/北海道選抜(北海道)、東京都選抜(関東1)、大分県選抜(九州)、兵庫県選抜(関西1)
※宮城県選抜と大分県選抜は参加資格に抵触のため不戦敗
最終順位:
優勝 奈良県選抜(初)
準優勝 広島県選抜
3位 兵庫県選抜、埼玉県選抜
ファッショナブルチーム賞:埼玉県選抜
最優秀選手賞(MVP):高橋京花(奈良県選抜)
得点王:柏原凪沙(広島県選抜)/8ゴール
敢闘賞:柏原凪沙(広島県選抜)、南麻菜(奈良県選抜)