G大阪が広島を下してベスト4に一番乗り / 天皇杯
[2024/09/12 Thu]
11日(水)、天皇杯 JFA 第104回全日本サッカー選手権大会 準々決勝のうち1試合(サンフレッチェ広島対ガンバ大阪)が行われた。
前身の東洋工業時代以来55年ぶりの優勝を目指す広島と9年ぶりの大会制覇を目指すG大阪の一戦は、今シーズンのJ1リーグで上位につけている両チームだけに拮抗した展開となる。14分、左からのパスをペナルティーエリア(PA)手前のMF山田康太が巧みなボールタッチから右足を思い切り振り抜くと、絶妙なコースのシュートがゴール左下へ決まり、G大阪が幸先よく先手を取った。しかし、直後の16分、FW加藤陸次樹がPA手前ゴール正面から強烈なミドルシュートでゴールネットを揺らし、すぐさまスコアをタイに戻した。その後は、両GKの好セーブも光り、一進一退の攻防で1-1のままハーフタイムとなった。
後半も立ち上がりにチャンスを掴んだG大阪だが、ゴールには至らず、同点のまま時計の針が進む。そして迎えた75分、左からカットインしたFWウェルトンからMF岸本武流にわたると、ワントラップから左足を振り抜き、グラウンダーシュートがゴール左に決まり、G大阪が勝ち越した。再びリードを許した広島は、選手交代を駆使して追いすがるも、G大阪が最後まで粘り強いDFを魅せ、1-2で試合終了。
G大阪がベスト4へ一番乗りを果たした。準決勝は10月27日(日)に予定されており、横浜F・マリノスとレノファ山口FCの勝者と対戦する。なお、準々決勝の残り3試合は18日(水)と25日(水)に分けて行われる。
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【スコア】サンフレッチェ広島(J1) 1-2 ガンバ大阪(J1)
【得点者】
0-1 14分 山田康太(G大阪)
1-1 16分 加藤陸次樹(広島)
1-2 79分 岸本武流(G大阪)
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■天皇杯 JFA 第104回全日本サッカー選手権大会 準々決勝
・9月18日(水)
[84]19:00 京都サンガF.C.(J1) vs ジェフユナイテッド千葉(J2) /フクダ電子アリーナ
・9月25日(水)
[81]18:30 横浜F・マリノス(J1) vs レノファ山口FC(J2) /ニッパツ三ツ沢球技場
[83]19:00 鹿島アントラーズ(J1) vs ヴィッセル神戸(J1) /ノエビアスタジアム神戸