神戸はスコアレスドロー、横浜FMは7失点で完敗 / ACLE
[2024/09/18 Wed]
17日(火)、AFCチャンピオンズリーグ エリート(ACLE) 第1節が行われた。
今シーズンから大幅に大会フォーマットが変更となり、アジアのクラブ頂点を決める最上位の大会として誕生したのがACLE。従来のACLに比べて参加チーム数が東西各12チームの合計24チームとなり、各チームが8試合を戦うリーグ戦形式(リーグステージ)に変更された。その後、各地区上位8チームがホーム&アウェイ(H&A)で戦うラウンド16へと進む。そして、その後は集中開催となり、準々決勝から決勝戦までが実施がされる予定となった。なお、日本からはヴィッセル神戸(J1リーグ優勝)、川崎フロンターレ(天皇杯優勝)、横浜F・マリノス(J1リーグ準優勝)の3クラブが参戦している。
まず、神戸はアウェイでブリーラム・ユナイテッド(タイ)と対戦した。タイの“絶対王者”に苦しまされるもGK前川黛也を中心にDF陣が踏ん張ると、徐々に攻撃にもリズムが出始める。しかし、フィニッシュを決め切れず、得点には至らない。一方、ブリーラム・ユナイテッドも神戸DFを最後まで攻略できず、スコアレスのまま試合終了。初戦は勝点1を分け合う結果となった。なお、神戸は10月2日(水)にホームで山東泰山(中国)と対戦する予定となっている。
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【スコア】ブリーラム・ユナイテッド(タイ) 0-0 ヴィッセル神戸(日本)
続いて、昨シーズンのリベンジに燃える横浜FMは、光州FC(韓国)とのアウェイ戦に臨んだ。すると、開始早々の2分、右サイドからカットインしたFWヤシル・アサニの左足シュートがGK寺門陸の手を弾いてゴールに収まり、光州FCがファーストシュートで先制点を手にした。さらに15分、右サイドからのクロスボールをMFオ・フソンがヘディングでニアサイドのゴールネットを揺らし、リードを広げた。苦しい立ち上がりとなった横浜FMだったが、徐々に持ち直して迎えた34分、FWエウベルの豪快なダイレクトボレーシュートがゴールに収まり、反撃の狼煙を挙げた。1点差のまま後半に入ると、またも光州FCが先にスコアを動かす。55分、波状攻撃から最後はヤシル・アサニがまたもカットインからサイドネットに決めて再び2点差となった。それでも、横浜FMが虎視眈々と反撃のチャンスを狙うと、59分、こぼれ球をエウベルがワンタッチでゴールネットを揺らした。しかしながら、光州FCの勢いは止まらず、69分、FWベカ・ミケルタゼのゴールでまたもや2点差に広げると、直後の72分にはカウンターからゴールを決めて5点目。そして、74分にはFWガブリエル・ティグロンが決めて光州FCが6点目を手にすると、86分にFW西村拓真が決めて横浜FMが追いすがるも後半アディショナルタイム2分にヤシル・アサニのハットトリックが決まり、7-3で試合終了。完敗を喫した横浜FMは、次節10月2日(水)にホームで蔚山HD(韓国)と対戦し、光州FCは10月1日(火)にアウェイで川崎と対戦する。
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【スコア】光州FC(韓国) 7-3 横浜F・マリノス(日本)
【得点者】
1-0 2分 ヤシル・アサニ(光州FC)
2-0 15分 オ・フソン(光州FC)
2-1 34分 エウベル(横浜FM)
3-1 55分 ヤシル・アサニ(光州FC)
3-2 59分 エウベル(横浜FM)
4-2 68分 ベカ・ミケルタゼ(光州FC)
5-2 72分 イ・ヒギュン(光州FC)
6-2 74分 ガブリエル・ティグロン(光州FC)
6-3 86分 西村拓真(横浜FM)
7-3 90+2分 ヤシル・アサニ(光州FC)