新生フットサル日本代表の高橋JAPANはキルギスに連勝スタート / JFA
[2024/09/24 Tue]
20日(金)と22日(日)、フットサル日本代表は、キルギスでフットサルキルギス代表との国際親善試合を行った。
隣国ウズベキスタンではFIFAフットサルワールドカップ ウズベキスタン 2024が開催されている最中ではあるが、ここに出場が叶わなかった両チームが4年後の2028年大会に向けて、いち早くスタートを切った。そして、日本の新監督に就任したのは、これまでコーチを務めてきた高橋健介氏で、フットサルインドネシア代表での監督経験もあり、新チームのコンセプトに"Our Team, +1 Action"を掲げた。
初戦となった20日の試合は、開始早々の3分、FP石田健太郎のゴールで日本が幸先よく先手を奪うと、直後の4分にはFP山中翔斗がゴールネットを揺らし、あっさりと2点目を手にした。リードを手にして優位に試合を進める日本は、このまま第1ピリオドを終え、第2ピリオドでも先にスコアを動かす。31分、再び石田が決めて3点差とすると、終了間際の40分、FP新井裕生のゴールがきまり、0-4で試合終了。高橋監督の初陣を、全員がピッチ内外で"Our Team, +1 Action"を表現し、見事クリーンシートの勝利で祝った。
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【スコア】フットサルキルギス代表 0-4 フットサル日本代表
【得点者】
3分 0-1 石田健太郎(日本)
4分 0-2 山中翔斗(日本)
31分 0-3 石田健太郎(日本)
40分 0-4 新井裕生(日本)
ところが、第2戦では、4月のAFCフットサルアジアカップ タイ 2024で苦杯をなめさせられたたルイス・ベルナット監督にしっかりと対応され、開始早々の7分に失点を喫して苦し立ち上がりとなる。それでも、"Our Team, +1 Action"をしっかりと全員が意識して戦うと、16分、第1戦でゴールを決めている山中が同点に追い付くゴールを決めて1-1でハーフタイムに入った。第2ピリオドも拮抗した試合展開となり、同点の時間が続く中、37分、こちらも第1戦でゴールを決め、第2戦ではキャプテンマークを左腕に付けた石田が逆転となるゴールを決めた。そして、この1点を最後まで守り抜き、1-2で試合終了。見事な逆転劇を魅せて、高橋監督の初遠征を連勝
で終えた。
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【スコア】フットサルキルギス代表 1-2 フットサル日本代表
【得点者】
7分 1-0 失点(キルギス)
16分 1-1 山中翔斗(日本)
37分 1-2 石田健太郎(日本)
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■フットサル日本代表
▽スタッフ:
監督 高橋 健介/タカハシ ケンスケ(JFAナショナルコーチングスタッフ)
GKコーチ 内山 慶太郎/ウチヤマ ケイタロウ(JFAナショナルコーチングスタッフ)
フィジカルコーチ 大森 知/オオモリ トモ(JFAフットサルフィジカルフィットネスプロジェクト/フウガドールすみだ/東急SレイエスFC)
テクニカルスタッフ 林 誠晃/ハヤシ マサアキ(JFAテクニカルハウス)
▽選手:
・GK
1 フィウーザ ファビオ(湘南ベルマーレ)
2 樋口 就大/ヒグチ シュウタ(シュライカー大阪) ☆初招集
・FIXO
3 伊藤 圭汰/イトウ ケイタ(ペスカドーラ町田)
4 橋本 澪良/ハシモト レイラ(バサジィ大分)
5 オリベイラ アルトゥール(深圳南嶺鉄狼/中国)
・ALA/FIXO
6 石田 健太郎/イシダ ケンタロウ(バルドラール浦安)
・ALA
7 山中 翔斗/ヤマナカ ショウト(ペスカドーラ町田)
8 堤 優太/ツツミ ユウタ(しながわシティ)
10 金澤 空/カナザワ ソラ(名古屋オーシャンズ)
13 長坂 拓海/ナガサカ タクミ(バルドラール浦安)
16 南雲 颯太/ナグモ ソウタ(立川アスレティックFC) ☆初招集
・PIVO
9 本石 猛裕/モトイシ タケヒロ(バルドラール浦安)
14 新井 裕生/アライ ユウセイ(しながわシティ)
11 清水 和也/シミズ カズヤ(名古屋オーシャンズ)
・UNIVERSAL
15 樋口 岳志/ヒグチ タケシ(Y.S.C.C.横浜)