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横浜FM&神戸が準決勝進出 / 天皇杯

[2024/09/26 Thu]

 25日(水)、天皇杯 JFA 第104回全日本サッカー選手権大会 準々決勝の残り2試合が行われた。

 まずは、8年ぶりの優勝を目指す鹿島アントラーズと5年ぶりの戴冠を狙うヴィッセル神戸の一戦から。序盤の15分、右サイドへ大きく展開すると、アーリークロスをファーサイドに走り込んできたMF森岡亮太が豪快に右足ダイレクトボレーでゴールネットを揺らし、神戸が幸先よく先制した。森岡は、約8年半ぶりに神戸に復帰し、初先発で貴重な先制ゴールを決める大仕事をやってのけた。すぐに反撃を試みる鹿島だったが、得点にはつながらず、一方の神戸も次の一手がなく、一進一退の攻防で0-1のまま前半を終えた。拮抗した展開で後半も進み、このまま終了かと思われ始めた84分、左サイドからのクロスボールをファーサイドのFW宮代大聖が折り返すと、最後はMF佐々木大樹が倒れ込みながらのボレーシュートでゴールネットを揺らし、神戸がリードを広げた。さらに、後半アディショナルタイム7分にはMF井手口陽介も決めて、0-3で試合終了。神戸が、10月27日(日)に京都サンガF.C.との準決勝にコマを進めた。

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【スコア】鹿島アントラーズ(J1) 0-3 ヴィッセル神戸(J1)
【得点者】
 0-1 15分 森岡亮太(神戸)
 0-2 84分 佐々木大樹(神戸)
 0-3 90+7分 井手口陽介(神戸)

 続いて、第97回(2017年)以来となる準々決勝進出を果たした横浜F・マリノスと、クラブ史上初となるベスト8に勝ち進んだレノファ山口FCとの一戦。ともに公式戦では連敗中と波に乗り切れていない中、立ち上がりの16分、クリアボールを拾ったMF山根陸がMFジャン・クルードとの連携から右足ミドルシュートでゴールネットを揺らし、横浜FMが貴重な先制点を手にした。ところが、直後の23分、ロングボールに飛び出したGK飯倉大樹が処理を誤ったところを見逃さず、ルーズボールを拾ったMF奥山洋平が無人のゴールに流し込み、思わぬ形で山口が同点に追い付いた。すると、その後は一進一退の攻防となり、徐々にヒートアップしてくると、36分、先制点をお膳立てしたクルードが足裏を見せたタックル(著しく不正なファウルプレー)により退場処分となる。これで横浜FMは残り60分近くを
10人で戦わなくてはならなくなった。ところが、直後の41分、DF沼田圭悟がこの試合2枚目の警告を受けて退場となり、山口も10人での戦いを強いられた。後半に入り、立ち上がりの51分、スルーパスに抜け出したFWエウベルがGKチェ・ヒョンチャンとの1対1を冷静に制して横浜FMが再びリードを手にすると、徐々に攻撃のリズムを掴み出した。そして、71分、FWヤン・マテウスが決めて試合を蹴っ営づける3点目を奪う。さらに、77分にMF水沼宏太が、86分にFWアンデルソン・ロペスが続いて、5-1で試合終了。勝利を収めた横浜FMは、10月27日(日)に準決勝でガンバ大阪と対戦することとなった。なお、山口が敗れたことでJ2以下のクラブはいなくなってしまった。

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【スコア】横浜F・マリノス(J1) 5-1 レノファ山口FC(J2)
【得点者】
 1-0 16分 山根陸(横浜FM)
 1-1 23分 奥山洋平(山口)
 2-1 51分 エウベル(横浜FM)
 3-1 71分 ヤン・マテウス(横浜FM)
 4-1 77分 水沼宏太(横浜FM)
 5-1 86分 アンデルソン・ロペス(横浜FM)

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■天皇杯 JFA 第104回全日本サッカー選手権大会 準決勝
日程:2024年10月27日(日)
 横浜F・マリノス(J1) vs ガンバ大阪(J1)
 ヴィッセル神戸(J1) vs 京都サンガF.C.(J1)

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