スペインがベネズエラに競り負け、R16で姿を消す ／ FFWC

[2024/09/26 Thu]

　25日（水）、FIFAフットサルワールドカップ ウズベキスタン 2024 ノックアウトステージ（ラウンド16）のうち2試合が行われた。

　大会をドロースタートとなるもその後はきっちりと勝ち切り、グループ1位でノックアウトステージに進んだフットサルスペイン代表は、グループ3位でもギリギリでノックアウトステージ進出をつかみ取ったフットサルベネズエラ代表と対戦した。立ち上がりから守りを固めてカウンターを狙うベネズエラに対して、スペインはわずかなズレを創り出そうとリズミカルにパスをつないでいく。そして、膠着状態が続く中、12分54秒、パラグアイGKからのロングボールに対して、スペインGKがペナルティーエリア（PA）内ギリギリへクリアに飛び込んだものの、完全に目測を誤り、ボールに触れられずにいるとボールはそのままゴールに収まった。もちろんスペインはVS（Video Support）を使い、レビューをリクエストするも判定は変わらず、ベネズエラが思わぬ形で先制点を手にした。その後も攻め続けるスペインだが、ベネズエラの牙城を崩せず、0－1で第1ピリオドを終える。そして、迎えた第2ピリオドの立ち上がり早々の23分53秒、ようやくスペインがベネズエラゴールをこじ開け、同点に追い付いた。その後も攻めるスペインに対して守るベネズエラの構図は変わらず、このまま延長戦かと思われた始めた38分39秒、右からの鋭いシュートがゴール左へ決まり、ベネズエラが土壇場で勝ち越しゴールを決めた。パワープレー（PP）を選択して最後まで攻め続けたスペインだったが、1－2のまま試合終了。16チーム中最後の1枠を手にしたベネズエラがベスト8進出を手にした。

　2勝1敗ながらグループ首位で通過したフットサルパラグアイ代表は、本大会初出場となるフットサルアフガニスタン代表と対戦。技術ではパラグアイに分があるものの多くのサポーターが駆け付けたアフガニスタンはホームと変わらない環境となり、選手が躍動する。そして、一進一退の攻防で拮抗した試合展開となり、1－1のまま延長戦に突入。その延長戦第1ピリオドの立ち上がり早々に、パラグアイが連続ゴールでリードを手にすると、最後まで攻め立てたアフガニスタンの猛攻に耐え抜き、3－1で試合終了。パラグアイが準々決勝進出を決めた。

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■結果
スペイン（D1位）　1－2　ベネズエラ（F3位）
パラグアイ（A1位）　3－1　アフガニスタン（C3位）

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■ラウンド16 対戦カード
・26日（木）
　17:30　イラン（F1位） vs モロッコ（E2位）
　20:00　ポルトガル（E1位） vs カザフスタン（D2位）
・27日（金）
　17:30　タイ（B2位） vs フランス（F2位）
　20:00　アルゼンチン（C1位） vs クロアチア（B3位）