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アルゼンチンがフランスの猛追を振り切り、3大会連続の決勝戦へ / FFWC

[2024/10/04 Fri]

 3日(木)、FIFAフットサルワールドカップ ウズベキスタン 2024 準決勝が行われ、フットサルアルゼンチン代表とフットサルフランス代表が対戦した。

 2大会ぶり2度目の優勝を目指すアルゼンチンに対して、フランスは初出場ながらタイ、パラグアイを下してベスト4へ勝ち進んできた。立ち上がり早々の2分14秒、PKをFPケビン・アリエタがきっちりと決めて、アルゼンチンが幸先よく先手を奪う。それでもフランスは崩れることなく反撃のチャンスをうかがい続けると、5分29秒、右サイドからカットインしたFPニコラ・メネンデスが左足を思い切りよく振り抜くと、DFにヒットしてシュートコースが変わり、そのままゴール左下へ収まった。追い付かれたアルゼンチンだが、焦ることなく自分たちのスタイルで攻めるアルゼンチンは、7分7秒、左サイドからファーへのシュート性の折り返しをFPアンヘル・クラウディーノが合わせて再びリードを手にした。その後は一進一退の攻防で拮抗した展開となり、2-1のまま第1ピリオドを終えた。

 第2ピリオドもボールを支配するアルゼンチンに対して、カウンターを狙うフランスという試合展開は大きく変わらない。すると、24分22秒、GKがはじいたボールが走り込んできたFPママドゥ・トゥーレの正面に転がると、落ち着いて押し込み、フランスが再び同点に追い付いた。こうなると、球際の争いは徐々に激しさを増してくる。そして、お互いに累積ファウルが5つ溜った36分32秒、フランスが痛恨の6つ目のファウルを犯してしまう。アルゼンチンは、DFKASF(10mマークからの壁なしのFK/いわゆる第2PK)をFPケビン・アリエタが見事にGKの右肩口を射抜いて、勝ち越しゴールを決めた。パワープレー(PP)を選択して最後まで攻め続けたフランスだが、一歩届かず3-2で試合終了。

 アルゼンチンが3大会連続で決勝戦進出を決め、一足早くファイナリストとなったブラジルとの南米対決に臨む。決勝戦は、10月6日(日)20時(日本時間24時)より行われ、その前に17時半(日本時間21時半)より3位決定戦でウクライナ対フランスが行われる。

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【スコア】フットサルアルゼンチン代表 3-2 フットサルフランス代表
【得点者】
 1-0 2分14秒 ケビン・アリエタ(アルゼンチン/PK)
 1-1 5分29秒 ニコラ・メネンデス(フランス)
 2-1 7分7秒 アンヘル・クラウディーノ(アルゼンチン)
 2-2 24分22秒 ママドゥ・トゥーレ(フランス)
 3-2 36分32秒 ケビン・アリエタ(アルゼンチン)

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■FIFAフットサルワールドカップ ウズベキスタン 2024
・3位決定戦/10月6日(日)
 17:30 ウクライナ vs フランス
・決勝戦/10月6日(日)
 20:00 ブラジル vs アルゼンチン

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