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川崎F&神戸がともに白星 / ACLE

[2024/11/27 Wed]

 26日(火)、AFCチャンピオンズリーグ エリート(ACLE)リーグフェーズ 第5節が行われた。

 天皇杯優勝から中2日で臨んだヴィッセル神戸は、ホームでセントラルコースト・マリナーズ(オーストラリア)を迎え撃った。膠着状態が続く中、40分、左サイドからのFKをDF岩波拓也が頭ですらすと、後ろのDF菊池流帆がヘディングで合わせてゴールネットを揺らし、神戸が1点をリードしてハーフタイムとなった。さらに、後半開始早々の49分、今度は右サイドからのクロスボールが競り合いの中でDFがクリアしきれず、そのまま緩やかなカーブを描いてゴールに収まり、神戸がリードを広げた。しかしながら、セントラルコーストが徐々に反撃の糸口を掴み始めると、54分、右サイドからの低弾道のクロスボールがクリアを試みたMF山口蛍にヒットするもクリアしきれず、そのままゴールに収まり、オウンゴールで1点差に詰め寄った。さらに、74分、FWベイリー・ブラントマンの左足シュートが先制点を決めた菊地にヒットしながらもゴールネットを揺らして、セントラルコーストがスコアをタイに戻した。同点に追い付かれる嫌な流れだったが、81分、MF佐々木大樹がペナルティーエリア(PA)外から思い切りよく右足を振り抜くと、GK正面に飛ぶも強烈なミドルシュートがキャッチミス(ファンブル)を誘い、ボールはゴールに吸い込まれ、神戸が勝ち越しに成功した。そして、3-2で試合終了を迎え、神戸が見事4連勝を飾った。

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【スコア】ヴィッセル神戸(日本) 3-2 セントラルコースト・マリナーズ(オーストラリア)
【得点者】
 1-0 40分 菊池流帆(神戸)
 2-0 49分 オウンゴール(神戸)
 2-1 54分 オウンゴール(セントラルコースト)
 2-2 74分 ベイリー・ブラントマン(セントラルコースト)
 3-2 81分 佐々木大樹(神戸)

 直近のJ1リーグで4試合未勝利と今一つ波に乗り切れていない川崎フロンターレ(日本)は、アウェイでブリーラム・ユナイテッド(タイ)と対戦した。ボールを支配する川崎Fだが、フィニッシュまで持ち込めず膠着状態が続ぅ。そして、スコアレスのまま前半を終えた。後半に入っても拮抗した展開は変わらず、スコアレスで迎えた終盤の79分、PA右からのクロスボールをファーサイドに駆け上がってきたDF三浦颯太が見事な左足ボレーをゴール右に決める鮮やかな一撃で、川崎Fが待望の先制点を手にした。その後、反撃を試みるブリーラム・ユナイテッドの攻撃に苦しめられるもGKチョン・ソンリョンを中心にゴール死守する。逆に、後半アディショナルタイム5分にFW遠野大弥が、8分にFW神田奏真がそれぞれ追加点を決め、0-3で試合終了。川崎FがACLE2連勝を飾った。

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【スコア】ブリーラム・ユナイテッド(タイ) 0-3 川崎フロンターレ(日本)
【得点者】
 0-1 79分 三浦颯太(川崎F)
 0-2 90+5分 遠野大弥(川崎F)
 0-3 90+8分 神田奏真(川崎F)

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