広島がカヤFCとドローで連勝が"4"でストップ / ACL2
[2024/11/29 Fri]
28日(木)、AFCチャンピオンズリーグ 2(ACL2) グループE 第5節が行われ、サンフレッチェ広島(日本)はアウェイでカヤFC(フィリピン)と対戦した。
ここまで無傷の4連勝を飾っている広島は、勝点12でグループ首位に立ち、ノックアウトステージ進出をすでに決めている。一方、グループ3位のカヤFCは、星出悠監督の下で4人の日本人選手が所属しており、今大会2勝目を狙う。立ち上がりから攻勢を強める広島だがフィニッシュが決まらず、不穏な空気が流れる。すると19分、左サイドからのスローインで抜け出したFW堀越大蔵から低いクロスボールが中へ送られ、これをFW駒木秀人がダイレクトで合わせてゴールネットを揺らし、カヤFCがスコアを動かした。反撃に出たい広島だったが、中々効果的な攻撃を創り出せず、1点ビハインドのままハーフタイムとなった。
後半に3人の選手交代を敢行して流れを変えようとした広島だが、交代して出場したDF新井直人がピッチに倒れ込むアクシデントに見舞われる。そしてそのまま負傷交代を余儀なくされ、嫌な雰囲気を払拭できずにいた。それでも68分、左サイドからのクロスボールをファーサイドのFW満田誠がマイナスに折り返すと、ペナルティーエリア(PA)内で混戦となる。そして相手DFのクリアがFW井上愛簾の脛にヒットすると、跳ね返ったボールがゴールに収まり、ラッキーな形で広島がスコアをタイに戻した。なお、ユース所属の井上はこれがトップでの初ゴールとなった。そして、お互い勝ち越しゴールは奪えず、1-1のまま試合終了。勝点1を分け合う結果となり、広島のACL2連勝記録は"4"でストップした。
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【スコア】カヤFC(フィリピン) 1-1 サンフレッチェ広島(日本)
【得点者】
1-0 18分 駒木秀人(カヤFC)
1-1 68分 井上愛簾(広島)