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首位浦安が残り15秒のPP返しで大阪に敗れ、勝点を取りこぼす / F1リーグ

[2024/12/02 Mon]

 11月30日(土)と1日(日)、Fリーグ2024-2025 ディビジョン1 第17節が行われた。

 首位を快走するバルドラール浦安は、ファイナルシーズンでの上位リーグ進出を目論むシュライカー大阪をホーム・バルドラール浦安アリーナ(千葉県浦安市)に迎えた。拮抗した展開の立ち上がりとなる中、9分17秒、FP加藤翼のグラウンダーシュートが決まり、大阪が先手を奪った。ところが、11分47秒、左CKからタッチライン際に落としたボールをFPロドリゴの強烈な左足シュートがゴールネットに突き刺さり、浦安がすぐさま同点に追い付いた。さらに、第1ピリオド終了間際の18分8秒、FP田中晃輝のゴールで突き放した浦安の1点リードでハーフタイムに入った。しかしながら、第2ピリオドも先にスコアを動かしたのは大阪だった。28分29秒、先制ゴールを決めた加藤が同じようなグラウンダーのシュートを決めて、再び同点となったのもつかの間、29分49秒にロドリゴのこの日2点目となるゴールで浦安がまたもやリードを手にした。1点を追う大阪は、FP清水寛治をフライングGKにしたパワープレー(PP)を選択する。すると、37分22秒、その選択が功を奏し、清水がゴールネットを揺らして三度スコアがタイに戻った。そして、残り約1分から勝点3を狙いに行った浦安がFP長坂拓海をフライングGKにしてPPを始める。ところが、残り15秒、素早いトランジション(攻守の切替)から最後はFP安彦憲史郎が無人のゴールに流し込み、大阪が逆転ゴールを決めて3-4で試合終了。勝利を収めた大阪が、6位との勝点差を"3"としている。

 2位名古屋オーシャンズは、バサジィ大分とホーム 瑞穂アリーナ(愛知県名古屋市)で対戦した。名古屋が大分の倍近いシュートを放ちながらも膠着状態が続いた第1ピリオドの残り43秒(19分17秒)、FPヒアンのゴールで大分が先手を奪い、ハーフタイムとなった。第2ピリオドに入り、追いかける展開の名古屋が徐々にペースを掴み始めると、27分42秒、FP清水和也のゴールで同点に追い付くと、35分20秒、FP水谷颯真が続いて逆転に成功する。そして、最後まで大分に反撃を許さず、2-1で試合終了。6連勝を飾った名古屋が浦安をしっかりと追走している。

 名古屋と同勝点の3位しながわシティは、ホーム・品川区立総合体育館で同じ東京都23区内を拠点にするフウガドールすみだと対戦した。15分2秒、FP丹羽脩人のゴールですみだが先手を奪うと、29分12秒、FP福田亮が決めてリードを広げた。一方、すみだの倍のシュートを放ったしながわだが、35分33秒のFPカイオのゴールに留まり、1-2で試合終了。優勝に向けて痛い取りこぼしとなった。

 今節の結果、順位表および次節の対戦カードは以下の通り。

▼△▼△▼△▼   試合結果   ▼△▼△▼△▼
バルドラール浦安 3-4 シュライカー大阪
立川アスレティックFC 4-2 ヴォスクオーレ仙台
しながわシティ 1-2 フウガドールすみだ
ペスカドーラ町田 3-3 ボルクバレット北九州
名古屋オーシャンズ 2-1 バサジィ大分
湘南ベルマーレ 2-3 Y.S.C.C.横浜

▼△▼△▼△▼    順位表    ▼△▼△▼△▼ 
1位 浦安(勝点41/得失点差+37)
2位 名古屋(勝点37/得失点差+36)
3位 しながわ(勝点34/得失点差+23)
4位 町田(勝点33/得失点差+21)
5位 立川(勝点28/得失点差+2)
6位 すみだ(勝点24/得失点差0)
== ファイナルシーズン上位・下位 ==
7位 湘南(勝点24/得失点差-2)
8位 大阪(勝点21/得失点差-12)
9位 大分(勝点19/得失点差-6)
10位 横浜(勝点17/得失点差-13)
11位 北九州(勝点10/得失点差-35)
12位 仙台(勝点1/得失点差-51)

▼△▼△▼△▼   試合予定   ▼△▼△▼△▼
▽第18節
・6日(金)
 19:00 横浜 vs すみだ /横浜武道館
 19:00 湘南 vs 北九州 /小田原
・7日(土)
 12:00 大分 vs 立川 /大洲
 13:00 しながわ vs 名古屋 /栃木
 14:00 大阪 vs 町田 /岸和田
・8日(日)
 14:00 仙台 vs 浦安 /青葉

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