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バルセロナがアスレティック・ビルバオを2ゴール完封で下して決勝戦進出 / 西スーパー杯

[2025/01/09 Thu]

 8日(水)、スーペルコパ・デ・エスパーニャ(西スーパー杯) 準決勝の1試合が行われ、コパ・デル・レイ(スペイン国王杯)王者アスレティック・ビルバオと昨シーズンのラ・リーガ2位バルセロナが対戦した。

 2019-20シーズンより、ラ・リーガ2位以内とコパ・デル・レイ優勝チームと準優勝チームの4チームによるノックアウト方式で行われることになり、サウジアラビアを舞台に開催されている。また、選手の負担を軽減するために、延長戦は廃止され、90分間で勝者が決まらなければPK戦を行うこととなっている。

 コパ・デル・レイで40年ぶりにトロフィーを掲げたアスレティック・ビルバオだが、序盤からバルセロナがボールを支配してリズムを掴む。すると17分、巧みな個人技と素晴らしい連係から最後はガビがゴールネットを揺らしてバルセロナが幸先よく先制した。その後もバルセロナが優位に試合を運びながらも追加点を奪えずにいると、徐々にアスレティック・ビルバオも流れを引き寄せ始める。しかしながら前半はGKヴォイチェフ・シュチェスニーを中心としたバルセロナDF陣を崩しきれず、バルセロナの1点リードで終えた。

 後半も立ち上がりはバルセロナが先にペースで掴むと、FWラミン・ヤマルがGKとの1対1を落ち着いて制して待望の追加点を手にした。2点を追うアスレティック・ビルバオは、選手交代を使って流れを変えようと試みるも中々仕留めきれない。それでも、終盤の86分、バルセロナDFの乱れを見逃さなかったFWイニャキ・ウィリアムスがゴールネットを揺らした。ところが、GKへのバックパスをFWアルバロ・ジャロがプレーしてコースが変化していたため、オフサイドの判定となり、ゴールは認められなかった。そして、0-2で試合終了となり、バルセロナがファイナルへの切符を手にした。

 なお、決勝戦は、12日(日)に予定されており、レアル・マドリード(ラ・リーガ優勝)対マジョルカ(コパ・デル・レイ準優勝)の勝者と対戦する。

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【スコア】アスレティック・ビルバオ(コパ・デル・レイ優勝) 0-2 バルセロナ(ラ・リーガ 2位)
【得点者】
 0-1 17分 ガビ(バルセロナ)
 0-2 52分 ラミン・ヤマル(バルセロナ)

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