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"マドリード・ダービー"はレアルが競り勝つ、アーセナルは7ゴール完勝 / UCL

[2025/03/05 Wed]

 4日(火)、UEFAチャンピオンズリーグ(UCL) ラウンド16 ファーストレグのうち4試合が行われた。

 注目を集めた"マドリード・ダービー"。レアル・マドリード(スペイン)が本拠地"サンティアゴ・ベルナベウ"にアトレティコ・マドリード(スペイン)を迎えると、キックオフからわずか4分、左右に揺さぶりながら最後は右サイドからカットインしたFWロドリゴが左足を思い切りよく振り抜き、ゴールネットを揺らしてレアル・マドリードが幸先よく先制した。早い時間帯での失点だったこともあり、アトレティコ・マドリードは焦ることなく徐々に流れを引き寄せ始めると、32分、左サイドを崩してFWフリアン・アルバレスが角度のないところから右足で強烈なコントロールショットを魅せてゴール右上に決め、同点に追い付いてハーフタイムとなった。一進一退の攻防が続く中、後半立ち上がりの55分、MFブライム・ディアスが華麗な個人技を魅せて相手を翻弄すると、右足でゴールねネットを揺らしてレアル・マドリードが再びリードを手にした。そして、追いすがるアトレティコ・マドリードの反撃を最後まで跳ね返し、2-1で試合終了。MFジュード・ベリンガムを出場停止で欠いたレアル・マドリードだが、何とか先勝を飾り、12日(水)のセカンドレグにアドバンテージを持って臨めることとなった。

 PSV(オランダ)とアーセナル(イングランド)の一戦は、驚きの結果となった。立ち上がりの18分、左サイドからのクロスボールを大外にいたDFユリエン・ティンバーが打点の高いヘディングで合わせてゴールネットを揺らし、アーセナルが先手を奪った。さらにわずか3分後の21分、同じく左サイドを崩すと、最後はMFイーサン・ヌワネリが押し込み、あっさりとリードを広げた。勢いづいたアーセナルは、31分、MFミケル・メリーノが決めて3点目を奪った。前半終了間際の43分、PKでPSVが1点を返したものの、後半に入ってもアーセナルの勢いは衰えなかった。47分、48分と立て続けにゴールを決めて試合を決定付けると、終盤の73分と85分にも追加点を奪って、1-7で試合終了。ファーストレグで大勝を収めたアーセナルが大きなアドバンテージを手にしてホームでのセカンドレグを迎えることとなった。

 試合結果および今後の対戦スケジュールは以下の通り。

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■結果
クラブ・ブルッヘ(ベルギー) 1-3 アストン・ヴィラ(イングランド)
レアル・マドリード(スペイン) 2-1 アトレティコ・マドリード(スペイン)
PSV(オランダ) 1-7 アーセナル(イングランド)
ドルトムント(ドイツ) 1-1 リール(フランス)

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■ラウンド16 1stレグ
パリ・サンジェルマン(フランス) vs リヴァプール(イングランド)
ベンフィカ(ポルトガル) vs バルセロナ(スペイン)
バイエルン(ドイツ) vs レヴァークーゼン(ドイツ)
フェイエノールト(オランダ) vs インテル(イタリア)

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