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神戸はホームで2ゴール完勝も川崎Fはアウェイでオウンゴールに泣く / ACLE

[2025/03/06 Thu]

 5日(水)、AFCチャンピオンズリーグ エリート(ACLE) ラウンド16 ファーストレグが行われた。

 リーグフェーズで5勝1分2敗という成績を収めながらも山東泰山(中国)の突然の大会棄権により、1勝(勝点3)が無効となったためリーグ5位でフィニッシュすることとなりったヴィッセル神戸(日本)は、同4位光州FC(韓国)と対戦した。今シーズンのJリーグではまだ勝ち星のない神戸は、ベスト8進出へのアドバンテージだけでなく、復調のきっかけも掴み取りたい。序盤は一進一退の攻防で拮抗した試合展開となる中、20分、右サイドからのクロスボールをMF井出遥也がヘディングで合わせると、このシュートはクロスバーをヒットして跳ね返されるもこぼれ球をFW大迫勇也が押し込み、神戸が先手を奪った。さらに、続く29分、再び右サイドから先制ゴールを決めた大迫がクロスボールを送ると、ニアでまたもや井出がヘディングで合わせる。今度はゴール左角に決まり、神戸があっさりとリードを広げ、前半を2-0で終えた。

 後半に入り、ギアを上げて追いかける光州FCが押し込む場面が増えるも、神戸は集中したDFを魅せて決定的なチャンスを創らせない。逆にショートカウンターやサイドからの攻撃でチャンスを創りつつ優位に試合を進めた。最後まで1点を追いかける光州FCに苦しめられるも最後まで守り切った神戸が2-0のまま試合を締めくくった。

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【スコア】ヴィッセル神戸(日本) 2-0 光州FC(韓国)
【得点者】
 1-0 20分 大迫勇也(神戸)
 2-0 29分 井出遥也(神戸)

 リーグステージを6勝2敗で終えたあと山東泰山(中国)の大会棄権により1勝(勝点3)が無効となるも、横浜F・マリノス(日本)に次ぐリーグ2位でラウンド16へ進んだ川崎フロンターレは、上海申花(中国)とのアウェイ戦に臨んだ。リーグステージも対戦している両者だが、その時は川崎Fが開始早々の5分に退場者を出すと、その後2ゴールを奪った上海申花が勝利を収めており、川崎Fはリベンジに燃えている。しかしながら、序盤からホームの上海申花がボールポゼッションを高めて主導権を握る。それでも、徐々に川崎Fが流れを引き寄せ始めると、33分、混戦から最後はFW脇坂泰斗がゴールネットを揺らした。とこ露が、VARによるゴールチェックで最終的にオフサイドの判定となり、ゴールは認められなかった。一方、上海申花が何度かチャンスを創り出すもののGK山口瑠伊の好セーブもあり、スコアレスのまま前半を終えた。

 後半に入っても拮抗した試合展開は変わらず、一進一退の攻防が続いた。お互いに決め手を欠いたまま迎えた76分、カウンターから最後はDFウィルソン・マナファにPA内からシュートを打たれると、ブロックに入ったDF高井幸大にヒットしてコースが変わり、そのままゴールに吸い込まれてアンラッキーな形ながら嫌な時間帯に失点を喫した。最後までゴールを目指した川崎Fだったが、決め切ることができず、1-0で試合終了。ホームのUvanceとどろきスタジアム by Fujitsuで行われるセカンドレグでの巻き返しに期待した。

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【スコア】上海申花(中国) 1-0 川崎フロンターレ(日本)
【得点者】
 1-0 76分 オウンゴール/OG(上海申花)

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