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広島はレギュレーション違反が響き、ドロー決着でベスト4進出ならず / ACL2

[2025/03/13 Thu]

 12日(水)、AFCチャンピオンズリーグ 2(ACL2) 準々決勝 セカンドレグが行われ、サンフレッチェ広島(日本)がライオン・シティ・セーラーズ(シンガポール)と対戦した。

 ファーストレグで6ゴールを奪って大勝を収めたかに思われたが、終了後に出場してゴールも決めた広島のFWヴァレール・ジェルマンが広島への移籍前に科せられた出場停止処分を消化しきれていなかったため、出場資格のない選手を出場させた広島のレギュレーション違反となり、ファーストレグが没収試合で0-3によるライオン・シティ・セーラーズの勝利という結果となった。大きなアドバンテージから3点のビハインドという厳しい状況に陥った広島だったが、立ち上がりから主導権を握って逆転を狙う。しかしながら、20分、カウンターからFWレンナルト・ティーがゴールネットを揺らしてライオン・シティ・セーラーズが先手を取った。それでも、PA手前中央からのFKをMF中島洋太朗が直接ゴールに蹴り込み、広島が同点に追い付いた。

 後半に入っても攻勢を強める広島だったが、51分、ボールのないところでFWジャーメイン良の行為が乱暴な行為と判断されて退場処分となり、10人での戦いを強いられてしまう。さらに苦しい状況に追い込まれた広島は選手を入れ替えて流れを変えようと試みて、数的不利な状況でもボールポゼッションを高めていくが、フィニッシュが決まらず、1-1のまま試合終了。2試合合計スコア4-1でライオン・シティ・セーラーズがベスト4へコマを進めた。

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【スコア】ライオン・シティ・セーラーズ(シンガポール) 1-1(2試合合計4-1) サンフレッチェ広島(日本)
【得点者】
 1-0 20分 レンナルト・ティー(ライオン・シティ・セーラーズ)
 1-1 35分 中島洋太朗(広島)

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