28年大会出場数が男子が12チームに減少、女子は16チームに増加 / ロサンゼルス五輪
[2025/04/10 Thu]
9日(水)、国際オリンピック委員会(IOC)は、2028年に開催する第34回オリンピック競技大会(ロサンゼルスオリンピック)でのサッカー競技について、本大会参加チーム数が女子は16チームに増やす一方、男子は12チームに減らす予定であることを発表した。
変更する理由として、「世界中で女子サッカーが成長していることを反映しています。世界中で最も人気があり、急成長しているスポーツ」であることを挙げた。今大会ではスポーツにおける女性の地位向上などが掲げられており、それが女子サッカー競技の本大会出場チーム数増加につながったとみられる。しかしながら、競技運営に関わる選手・スタッフなどの人数は増やせないため、トータルのチーム数や試合数を維持するために、男子の本大会出場チーム数を減少させ、サッカー競技全体での人数はこれまで通りにする形になったと考えられる。
大陸連盟ごとの出場チーム数の割り当ては決まっていないが、今回のこの決定により女子は本大会出場の可能性が増える一方、男子にとってはより狭き門となった。