U-17日本代表は粘りを見せるもサウジアラビアにPK戦で敗れて3連覇ならず / AFC U17アジア杯
[2025/04/14 Mon]
13日(日)、AFC U17アジアカップ サウジアラビア 2025 準々決勝が行われ、U-17日本代表はU-17サウジアラビア代表と対戦した。
グループB首位ながら1勝1分1敗という戦績で辛くも勝ち抜けることができ、ノックアウトステージにコマを進めた日本は、最低限の目標であった11月に開催予定のFIFA U-17ワールドカップ カタール 2025本大会出場権を手にした。そして、次なる目標である大会3連覇に向け戦いがスタートした。
開始早々の9分、OFR(オン・フィールド・レビュー)の結果、日本にPKが与えられると、これをFW瀬口大翔がきっちりと決めて幸先よく先制した。その後もリズムを掴み、優位に試合を進めた日本だが、17分、今度はサウジアラビアにPKが与えられると、DFアブバカル・サイードが決めて同点に追い付いた。さらに、37分、右サイドからのマイナスの折り返しをMFサブリ・ダハルが合わせてサウジアラビアが逆転して前半を終えた。
後半に入り、選手交代を使いながら積極的に攻撃を仕掛けていくと、72分、途中出場のFW浅田大翔がゴールネットを揺らして日本が追い付いた。その後も攻め続けるも次の一手を決め切れず、90分間を戦い終えた。延長戦を行わないレギュレーションにより、PK戦に突入すると、日本は3人目以降が全員失敗してしまい、2-3で勝負あり。日本の大会3連覇は夢に終わった。
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【スコア】U-17日本代表 2(PK2-3)2 U-17サウジアラビア代表
【得点者】
1-0 8分 瀬口大翔(PK/日本)
1-1 17分 アブバカル・サイード(PK/サウジアラビア)
1-2 37分 サブリ・ダハル(PK/サウジアラビア)
2-2 72分 浅田大翔(日本)
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■U-17日本代表
▽スタッフ:
監督 廣山 望/ヒロヤマ ノゾミ(JFAナショナルコーチングスタッフ)
コーチ 大畑 開/オオハタ カイ(JFAナショナルコーチングスタッフ)
GKコーチ 山岸 範宏/ヤマギシ ノリヒロ(JFAナショナルコーチングスタッフ)
フィジカルコーチ 佐藤 哲哉/サトウ テツヤ(JFAナショナルコーチングスタッフ)
テクニカルスタッフ 白石 通史/シライシ ミチフミ(JFAテクニカルハウス)
テクニカルスタッフ 引田 真尋/ヒキダ マヒロ(JFAテクニカルハウス)
▽選手:
・GK
1 村松 秀司/ムラマツ シュウジ(ロサンゼルスFC/アメリカ)
12 エジケ 唯吹 ヴィンセントジュニア/エジケ イブキ ヴィンセントジュニア(サガン鳥栖U-18)
23 松浦 大翔/マツウラ ヒロト(アルビレックス新潟U-18)
・DF
2 藤田 明日翔/フジタ アスト(川崎フロンターレU-18)
4 藤井 翔大/フジイ ショウタ(横浜F・マリノスユース)
5 篠崎 健人/シノザキ ケント(市立船橋高)
17 メンディー サイモン 友/メンディー サイモン ユウ(流通経済大学付属柏高)
21 横井 佑弥/ヨコイ ユウヤ(ガンバ大阪ユース)
・MF
3 田中 遥大/タナカ ハルト(FC東京U-18)
6 野口 蓮斗/ノグチ レント(サンフレッチェ広島F.Cユース)
7 今井 宏亮/イマイ コウスケ(東京ヴェルディユース)
9 加藤 海輝/カトウ カイキ(横浜F・マリノスユース) ※追加招集(3/20)
13 樺山 文代志/カバヤマ フミヨシ(興国高)
14 神田 泰斗/カンダ タイト(RB大宮アルディージャU18)
15 針生 涼太/ハリウ リョウタ(清水エスパルスユース)
16 長南 開史/チョウナン カイジ(柏レイソルU-18)
19 姫野 誠/ヒメノ マコト(ジェフユナイテッド市原・千葉U-18)
・FW
8 小林 志紋/コバヤシ シモン(サンフレッチェ広島F.Cユース)
10 吉田 湊海/ヨシダ ミナト(鹿島アントラーズユース)
11 浅田 大翔/アサダ ヒロト(横浜F・マリノス)
18 谷 大地/タニ ダイチ(サガン鳥栖U-18)
20 瀬口 大翔/セグチ タイガ(ヴィッセル神戸U-18)
22 加茂 結斗/カモ ユイト(柏レイソルU-18)
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■AFC U17アジアカップ サウジアラビア 2025
期間:2025年4月3日(木)〜20日(日)
場所:サウジアラビア/タイフ
マッチスケジュール: ※日本戦関連のみ抜粋
グループステージ(GS)第1節/vs アラブ首長国連邦/UAE ○4-1
GS第2節/vs ベトナム △1-1
GS第3節/vs オーストラリア ●2-3
準々決勝/vs サウジアラビア ●2(PK2-3)2