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ブラジル代表監督にアンチェロッティ氏が就任

[2025/05/14 Wed]

 12日(月)、ブラジルサッカー連盟(CBF)は、レアル・マドリード(スペイン/ラ・リーガ)を率いるカルロ・アンチェロッティ氏が6月からブラジル代表監督に就任することを発表した。

 契約期間は2026年に行われる予定のFIFAワールドカップ(FWC)本大会までの約1年で、6月に行われるFWC南米予選(対エクアドル代表、対パラグアイ代表)から指揮を執るという。なお、26日(月)に予定されている代表メンバー発表もアンチェロッティ氏が行うとのこと。

 アンチェロッティ氏は、現在64歳で現役引退後の1992年にイタリア代表アシスタントコーチに就任して指導者としてのキャリアをスタートさせた。その後、レッジーナ、パルマ、ユヴェントス(いずれもイタリア)で監督を歴任すると、2001-02シーズン途中からミラン(イタリア)の監督に就任した。そして、2度のUEFAチャンピオンズリーグ(UCL)優勝やセリエA優勝など多くのタイトルへ導いた。さらに、チェルシー(イングランド)、パリ・サンジェルマン(フランス)、レアル・マドリード(スペイン)、バイエルン(ドイツ)、ナポリ(イタリア)、エヴァートン(イングランド)といった欧州の強豪クラブを率いて数々のタイトルを獲得。そして、2021年7月から再びレアル・マドリードを指揮し、2度のラ・リーガ(スペイン)優勝と2度のUCL優勝など、レアル・マドリードに通算15個のタイトルをもたらした名将である。

 4試合を残しているFWC南米予選で、ブラジルは現在4位(勝点21)だが、3位ウルグアイ、5位パラグアイとは勝点で並んでいるうえ、2位エクアドルまでが勝点差2となっており、6位コロンビアも勝点20でプレーオフへ進むこととなる7位(ベネズエラ)までは勝点差6で混とんとしている。

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