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大荒れの"エル・クラシコ"はレアル・マドリードに軍配 / ラ・リーガ

[2025/10/28 Tue]

 24日(金)から27日(月)、ラ・リーガ 第10節が行われた。

 首位レアル・マドリードがホームに2位バルセロナを迎えた、今シーズン初となる"エル・クラシコ"に注目が集まった。立ち上がりの22分、MFジュード・ベリンガムからのスルーパスに抜け出したFWキリアン・エムバペがゴールネットを揺らしてレアル・マドリードが幸先よく先手を取った。なお、エムバペはエル・クラシコで4試合連続ゴールを決めており、ロナウジーニョ(2004-05と2005-06シーズン)、クリスティアーノ・ロナウド(2011-12と2012-13シーズン)に続く史上3人目の快挙となった。出鼻を挫かれたバルセロナだったが、38分、高い位置でボールを奪うと、PA左からの折り返しをMFフェルミン・ロペスが右足で合わせて同点に追い付いた。しかしながら、前半終了間際の43分、左サイドからのクロスボールをDFエデル・ミリトンがヘディングで合わせると、最後は先制点を演出したベリンガムがダイレクトでゴールに蹴り込み、レアル・マドリードが突き放して前半を終えた。後半に入り、立ち上がりの52分、レアル・マドリードにPKが与えられて追加点のチャンスを手にするも、エムバペのキックをGKヴォイチェフ・シュチェスニーがストップして1点差のまま試合が進んだ。猛攻を魅せるバルセロナだったが、安定したDFを魅せるレアル・マドリードを攻略できず、後半アディショナルタイムにはMFペドリがこの試合2度目となる警告を受けて退場となる。すると、両ベンチが一触即発の状況となり、警察が介入する事態へと発展した。何とか収まり、再開直後に2-1で試合終了となったが、選手の興奮は冷めておらず、終了後も両チームが入り乱れることとなった。なお、22歳119日で1ゴール1アシストという全2ゴールに関与したベリンガムは、21世紀のエル・クラシコで得点とアシストを記録した最年少選手だという。

 今節の結果、順位表および次節の対戦カードは以下の通り。

▼△▼△▼△▼   試合結果   ▼△▼△▼△▼
レアル・ソシエダ 2-1 セビージャ
ジローナ 3-3 オビエド
エスパニョール 1-0 エルチェ
アスレティック・ビルバオ 0-1 ヘタフェ
バレンシア 0-2 ビジャレアル
マジョルカ 1-1 レバンテ
レアル・マドリード 2-1 バルセロナ
オサスナ 2-3 セルタ
ラージョ・バジェカーノ 1-0 アラベス
ベティス 0-2 アトレティコ・マドリード

▼△▼△▼△▼    順位表    ▼△▼△▼△▼
1位 レアル・マドリード(勝点27/得失点差+12)
2位 バルセロナ(勝点22/得失点差+13)
3位 ビジャレアル(勝点20/得失点差+8)
4位 エスパニョール(勝点18/得失点差+3)
==== UEFAチャンピオンズリーグ(UCL)出場 ====
5位 アトレティコ・マドリード(勝点16/得失点差+6)
===== UEFAヨーロッパリーグ(UEL)出場 =====
6位 ベティス(勝点16/得失点差+5)
= UEFAヨーロッパカンファレンスリーグ(UECL)出場 =
7位 ラージョ・バジェカーノ(勝点14/得失点差+2)
8位 エルチェ(勝点14/得失点差+1)
9位 アスレティック・ビルバオ(勝点14/得失点差-1)
10位 ヘタフェ(勝点14/得失点差-2)
11位 セビージャ(勝点13/得失点差+1)
12位 アラベス(勝点12/得失点差0)
13位 セルタ(勝点10/得失点差-2)
14位 オサスナ(勝点10/得失点差-3)
15位 レバンテ(勝点9/得失点差-4)
16位 マジョルカ(勝点9/得失点差-4)
17位 レアル・ソシエダ(勝点9/得失点差-4)
==========  自動降格  ==========
18位 バレンシア(勝点9/得失点差-6)
19位 オビエド(勝点7/得失点差-12)
20位 ジローナ(勝点7/得失点差-13)

▼△▼△▼△▼   試合結果   ▼△▼△▼△▼
▽第11節
・31日(金)
 ヘタフェ vs ジローナ
・11月1日(土)
 ビジャレアル vs ラージョ・バジェカーノ
 アトレティコ・マドリード vs セビージャ
 レアル・ソシエダ vs アスレティック・ビルバオ
 レアル・マドリード vs バレンシア
・11月2日(日)
 レバンテ vs セルタ
 アラベス vs エスパニョール
 バルセロナ vs エルチェ
 ベティス vs マジョルカ
・11月3日(月・祝)
 オビエド vs オサスナ

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