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広島が数的不利に陥るもウノゼロ勝利、町田は後半ATに失点して初黒星 / ACLE

[2025/11/05 Wed]

 4日(火)、AFCチャンピオンズリーグ エリート(ACLE) グループステージ 第4節が行われ、サンフレッチェ広島(日本)はホームに江原FC(韓国)を迎えた。

 先日の2025JリーグYBCルヴァンカップを制した広島は、4つの大会を並行して戦っており、ホームとはいえ中2日での厳しいが続く。それでも、ここまで3試合を終えて1勝1分1敗(勝点4)の7位タイとノックアウトステージへストレートインのポジションをキープしている。ルヴァンカップ決勝戦から先発を6名入れ替えているとはいえ、選手には疲労が残る状況の中、一進一退の攻防となる。そして、膠着状態は続き、前半をスコアレスで終えた。

 後半に入り、早々から広島がチャンスを多く創り出すと、63分、FW加藤陸次樹が相手DFのバックパスを果敢に追いかけて奪うと、そのままGKもかわしてシュートを放つ。戻ってきたDFにブロックされるもこぼれ球をFWジャーメイン良、加藤と立て続けにシュートを浴びせて何とかゴールネットを揺らして広島が待望の先制点を手にした。ところが、直後の69分、佐々木翔がこの試合2度目の警告を受けて退場処分となり、残り20分強を10人で戦わなければならなくなった。追い込まれた状況が逆に集中力を増させたのか、最後まで江原FCの反撃を跳ね返し、1-0で試合終了。広島が2勝目を手にした。

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【スコア】サンフレッチェ広島(日本) 1-0 江原FC(韓国)
【得点者】
 1-0 63分 加藤陸次樹(広島)

 クラブ初となるアジアの戦いをするFC町田ゼルビア(日本)は、ホームでメルボルン・シティ(オーストラリア)と対戦した。町田は、前節(対上海海港)で初勝利を上げて1勝2分(勝点5)と負けなしで4位につけている。

 キックオフ直後の1分、DF昌子源のバックパスが乱れると、GK谷晃生が必死に足を伸ばすも触れられず、そのままゴールに収まり、オウンゴールで先制を許してしまう。ところが、すぐに切り替えた町田は、サイドからの攻撃を中心にリズムを掴んでいく。そして、24分、左サイドからのクロスボールをMF望月ヘンリー海輝がヘディングで合わせて同点に追い付いた。その後も左サイドを崩してチャンスを創り出していくも、追加点は奪えず、1-1でハーフタイムを迎えた。

 後半も町田がペースを握って試合を優位に進めるもののスコアを動かせず、一方のメルボルン・シティも後半からFW金森健志を送り出して勝ち越しゴールを狙いながらも一進一退の攻防が続く。そして、このまま痛み分けかと思われた後半アディショナルタイム(AT)9分、CKからFWアンドリュー・ナバウトが決めてメルボルン・シティが勝ち越し、1-2で試合終了。土壇場で勝ち越された町田はホームでACLE初黒星を喫した。

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【スコア】FC町田ゼルビア(日本) 1-2 メルボルン・シティ(オーストラリア)
【得点者】
 0-1 1分 OG(メルボルン・シティ)
 1-1 24分 望月ヘンリー海輝(町田)
 1-2 90分+9分 アンドリュー・ナバウト(メルボルン・シティ)

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