マンチェスター・シティは2位浮上も首位アーセナルがクリーンシートで独走 ／ プレミアリーグ

[2025/11/05 Wed]

　1日（土）から3日（月・祝）、プレミアリーグ 第10節が行われた。

　公式戦6連勝で首位快走を続けるアーセナルは、アウェイでバーンリーと対戦した。立ち上がりの14分、CKからのボールをファーサイドのDFガブリエウ・マガリャンイスが折り返すとFWヴィクトル・ギェケレシュがヘディングで合わせてアーセナルが先手を奪った。さらに、35分にはMFデクラン・ライスが続いてリードを広げた。そして、最後までバーンリーに反撃を許さず、0－2で試合終了。アーセナルは公式戦7試合連続でクリーンシート勝利を収めており、1987年9月から10月以来クラブ史上2度目の快挙となっている。

　王座奪還に燃えるマンチェスター・シティは、ホームにボーンマスを迎えた。キックオフ直後、50秒足らずでFWイーライ・ジュニア・クルーピがゴールネットを揺らすもオフサイドの判定でボーンマスは先制点ならず。逆に、17分、カウンターから最後は抜け出したFWアーリング・ハーランドがGKとの1対1をきっちりと仕留めてマンチェスター・シティが先制した。しかし、ボーンマスもすぐさま反撃に転じる。25分、左CKをGKジャンルイジ・ドンナルンマが弾き返すもMFタイラー・アダムスが押し込み、同点に追い付いた。すると、続く33分、リズミカルなパス交換で翻弄すると、最後はまたもハーランドがゴールネットを揺らしてわずか8分でマンチェスター・シティが勝ち越しに成功した。そして、2－1のまま前半を終えて後半を迎えると、60分、左サイドからカットインしたMFニコ・オライリーが左足を思い切りよく振り抜き、ゴール右角へ決めてマンチェスター・シティが突き放した。その後は、少し守備的に試合を進めながら安定した試合運びでボーンマスに反撃を許さず、3－1で試合終了。盤石な試合運びで勝利を収めたマンチェスター・シティは2位に浮上している。

　今節の結果、順位表および次節の対戦カードは以下の通り。

▼△▼△▼△▼　　 試合結果　 　▼△▼△▼△▼
ブライトン　3－0　リーズ
バーンリー　0－2　アーセナル
クリスタル・パレス　2－0　ブレントフォード
フルアム　3－0　ウルヴァーハンプトン
ノッティンガム・フォレスト　2－2　マンチェスター・ユナイテッド
トッテナム　0－1　チェルシー
リヴァプール　2－0　アストン・ヴィラ
ウエスト・ハム　3－1　ニューカッスル
マンチェスター・シティ　3－1　ボーンマス
サンダーランド　1－1　エヴァートン

▼△▼△▼△▼　 　 順位表 　 　▼△▼△▼△▼
1位　アーセナル（勝点25／得失点差＋15）
2位　マンチェスター・シティ（勝点19／得失点差＋12）
3位　リヴァプール（勝点18／得失点差＋4）
4位　サンダーランド（勝点18／得失点差＋4）
＝＝＝＝　UEFAチャンピオンズリーグ（UCL）出場　＝＝＝＝
5位　ボーンマス（勝点18／得失点差＋3）
＝＝＝＝＝　UEFAヨーロッパリーグ（UEL）出場　＝＝＝＝＝
6位　トッテナム（勝点17／得失点差＋9）
7位　チェルシー（勝点17／得失点差＋7）
8位　マンチェスター・ユナイテッド（勝点17／得失点差＋1）
9位　クリスタル・パレス（勝点16／得失点差＋5）
10位　ブライトン（勝点15／得失点差＋2）
11位　アストン・ヴィラ（勝点15／得失点差－1）
12位　ブレントフォード（勝点13／得失点差－2）
13位　ニューカッスル（勝点12／得失点差－1）
14位　エヴァートン（勝点12／得失点差－3）
15位　フルアム（勝点11／得失点差－2）
16位　リーズ（勝点11／得失点差－8）
17位　バーンリー（勝点10／得失点差－7）
＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝　　自動降格　　＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝
18位　ウェストハム（勝点7／得失点差－11）
19位　ノッティンガム・フォレスト（勝点6／得失点差－12）
20位　ウルヴァーハンプトン（勝点2／得失点差－15）

▼△▼△▼△▼　　 試合予定　 　▼△▼△▼△▼
▽第11節
・8日（土）
　トッテナム vs マンチェスター・ユナイテッド
　エヴァートン vs フルアム
　ウエスト・ハム vs バーンリー
　サンダーランド vs アーセナル
　チェルシー vs ウルヴァーハンプトン
・9日（日）
　アストン・ヴィラ vs ボーンマス
　ブレントフォード vs ニューカッスル
　クリスタル・パレス vs ブライトン
　ノッティンガム・フォレスト vs リーズ
　マンチェスター・シティ vs リヴァプール