ベスト4が出揃う、国立で尚志対神村学園&鹿島学園対流通経済大柏 / 高校選手権(男子)
[2026/01/05 Mon]
4日(日)、第104回全国高校サッカー選手権大会 準々決勝が行われた。
初優勝を目指して7大会ぶりの準決勝を狙う尚志(福島県/16)は、同じく初優勝をかけて5大会ぶりの準決勝進出に挑む帝京長岡(新潟県/11)と対戦した。昨夏に行われたインターハイでも対戦しており、その時はスコアレスドローでPK戦の末に尚志が勝ち進んでいる。リベンジに燃える帝京長岡が序盤からリズムを掴むも徐々に尚志が流れを引き寄せ始め、スコアレスのまま前半を終えた。後半も一進一退の攻防で拮抗した展開が続き、迎えた61分、左サイドハーフウェイライン付近でボールを奪い、素早い攻守の切り替えからFW臼井蒼悟がGKとの1対1をきっちりと決めて尚志が均衡を破った。リードを許した帝京長岡が猛反撃を魅せるも粘り強い尚志DFを攻略しきれず、1-0で試合終了。帝京長岡はリベンジを果たせず、尚志が国立競技場(東京都)で行われる準決勝に勝ち進んだ。
PK戦で選手権初の2回戦へ勝ち進むと、3回戦でも2点差を追いつきPK戦の末に準々決勝へコマを進めた興国(大阪府/2)は、12回目の出場を誇る鹿島学園(茨城県/12)と対戦した。立ち上がり早々の15分、PKが鹿島学園に与えられると、MF清水朔玖がきっちりと決めて鹿島学園が幸先よく先手を奪った。その後は一進一退の攻防となり、前半を0-1で終えるも、後半立ち上がりの45分、シュートがクロスバーにヒットしてこぼれたボールをMF三浦春人が押し込み、鹿島学園がリードを2点に広げた。さらに、続く63分、PAすぐ外のペナルティーアーク内からのFKを清水が直接決めて鹿島学園が3点目を手にした。逆転を信じて攻め続ける興国は、75分、途中出場のFW徳原天仁がゴールネットを揺らして反撃の狼煙を上げるも時すでに遅く、1-3で試合終了。鹿島学園が17大会ぶりとなるベスト4進出を決めた。
2大会ぶり12回目の出場となる神村学園(鹿児島県/12)は、同じく2大会ぶり8回目出場の日大藤沢(神奈川県/8)と対戦した。序盤から先にリズムを掴んだ神村学園は、29分、FW倉中悠駕がゴールネットを揺らして幸先よく先手を奪った。そして、神村学園がこのリードをキープしたまま後半を迎えると、立ち上がりの52分に再び倉中が左足シュートでゴールを決めてリードを2点に広げた。しかし、直後の57分、DF小林昴瑠の左足ミドルシュートで反撃の狼煙を上げたものの、63分にスルーパスに抜け出した倉中が右足でハットトリックを決めると、直後の65分にはCKからヘディングで4点目を決めて試合を決定付けた。最後まで日大藤沢も攻め続けたが1-4のまま試合終了。神村学園が準決勝進出を決めた。
5大会連続22回目の出場を誇る大津(熊本県/22)は、同じく2大会連続9回目の出場となる流通経済大柏(千葉県/9)と対戦した。21分、スルーパスに抜け出したMF山本翼が右足でゴール左サイドネットを揺らして大津が先手を奪った。ところが、直後の26分、PA左からの折り返しをFW金子琉久が左足で合わせてすぐさま同点に追い付いた。さらに、続く34分には、左サイドからのFKを右ポスト前に走り込んだDFメンディー・サイモン友が右足で押し込み、流通経済大柏が逆転して前半を終えた。後半も一進一退の拮抗した展開が続き、膠着状態で試合は進み、スコアは動かず1-2で試合終了。逆転勝利を飾った流通経済大柏がベスト4へ勝ち進んだ。
準々決勝の結果および準決勝の対戦カードは以下の通り。
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■結果 ※()内は都道府県/出場回数
尚志(福島県/16) 1-0 帝京長岡(新潟県/11)
神村学園(鹿児島県/12) 4-1 日大藤沢(神奈川県/8)
興國(大阪府/2) 1-3 鹿島学園(茨城県/12)
大津(熊本県/22) 1-2 流通経済大柏(千葉県/9)
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■第104回全国高校サッカー選手権大会
期間:2025年12月28日(日)〜2026年1月12日(月・祝)
会場:
・東京都/国立競技場、駒沢陸上競技場、味の素フィールド西が丘
・神奈川県/Uvance とどろきスタジアム by Fujitsu、ニッパツ三ツ沢球技場
・埼玉県/浦和駒場スタジアム、NACK5 スタジアム大宮
・千葉県/フクダ電子アリーナ、ゼットエーオリプリスタジアム
参加チーム数:47都道府県より各1チームと加盟校数が最も多い東京都より1チームを加えた計48チーム
大会形式:ノックアウト方式により優勝以下第3位までを決定する。ただし、第3位決定戦は行わない。
TV放送:日本テレビ系列で全国中継、TVerおよびSPORTS BULLで無料ライブ配信
大会スケジュール:
2025年12月28日(日) 開会式・開幕戦
2025年12月29日(月) 1回戦
2025年12月31日(日) 2回戦
2026年1月2日(金) 3回戦
2026年1月4日(日) 準々決勝
2026年1月10日(土) 準決勝
2026年1月12日(月・祝) 決勝戦
今後の対戦カード: ※()内は都道府県/出場回数
▽準決勝/1月10日(土)国立競技場
12:05 尚志(福島県/16) vs 神村学園(鹿児島県/12)
14:20 鹿島学園(茨城県/12) vs 流通経済大柏(千葉県/9)