D糖質について(1) 糖質は吸収の早さがポイント

「腹が減っては戦はできぬ」と言いますが、アスリートにとっても運動前にしっかりとエネルギー源を充電しておくことは大切なこと。
特にサッカーのように激しく、かつ持久力も必要なスポーツにとって運動前のエネルギー補給で何といっても大切なのは糖質です。
糖質が不足したままピッチに立つことは、ガソリンが足りないままレースに出る車と同じ状況といえます。
運動前にしっかりと糖質を補給することはスタミナの維持に不可欠なのです。

ただし、糖質といっても何でもよいわけではありません。糖質にも色々と種類があるので、選び方によって効果が異なります。

例えば、仕事後のフットサルの前にコンビニで捕食を選ぶ場合。
糖質が豊富な食べ物を探してみると、おにぎり、あんパン、うどん、スイーツ など色んな種類のものがあります。
どれも同じカロリーなら、ほぼ同じ量の糖質が摂取できるはず?
ところがどっこい、含まれる糖質の量は同じでも、体内に入ったときの作用の仕方は異なります。
その違いを生み出すのが「吸収の速度」です。

ごはんや麺類などはゆっくりと消化・吸収されるので、エネルギーとして燃焼するのもゆっくり、持続的です。
反対に甘いあんパンやスイーツは吸収が早いため食べたあとすぐに血糖値は上昇しますが、
取り込まれて血糖値が低くなるのも急なので持続的には作用しません。

つまり、練習や試合で最後までバテずにプレーし続けるためには、持続力のあるご飯や麺類などの糖質を補給するのが正解です。
ダイエットしたい方は何も食べずに運動したほうがよいと思うかもしれませんが、サッカーやフットサルはエネルギーの消耗が激しいので、
空腹のままプレーすると途中で低血糖を引き起こしてしまう可能性があります。
また、糖質が足りなければ筋肉のたんぱく質がその代償として分解され、エネルギーとして燃やされてしまいます。
動く前には沢山でなくてもいいので、おにぎりなどの捕食を摂ることを忘れないように心がけましょう。

逆に練習や試合の後では、吸収の早い糖質が疲労回復を助けてくれます。
運動後は筋肉に蓄えてあった糖質(グリコーゲン)が失われて空っぽになった状態。
そこでいち早く糖質を補給してあげると、翌日までの回復が早まるのです。
特に運動後30分以内に糖質を補うのがポイントだといわれています。
翌日に疲れを残さないためには、運動後の捕食を用意しておくこともお忘れなく。

このように糖質の摂り方は、カロリーだけでなく吸収の早さを考えることが大切です。
これはサッカーやフットサルをするときに限らず、普段の生活にも応用できます。
これから仕事を頑張らなければならない朝食や昼食では、ゆっくり吸収されるご飯や麺類などで集中力をキープ。
そして疲れたな〜というときにはちょっとしたスイーツで疲労回復&リフレッシュをしましょう。

同じカロリーだからと言ってご飯の代わりにお菓子でいいや・・・なんて食生活ではメタボまっしぐらなので要注意。
吸収の早い糖質は、使われなければ体脂肪として蓄積されるのも早いのです。
糖質は賢く選んでパワフル&ヘルシーにサッカーライフを楽しみましょう!

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