Aウォーミングアップ2

前回は、ウォーミングアップ1を紹介しました。次は、ウォーミングアップ2を紹介します。

前回でウォーミングアップは身体だけではなく、頭の中もウォーミングアップしていくことが大事だとお伝えしました。
フットサルは動きながら周りを観て認知し、何をすれば良いのかの判断を選び、これだと決断して、適した技術を実行しなければなりません。

ウォーミングアップから目的である、試合やトレーニングに結び付けていきましょう。

では、ウォーミングアップ2ではボールを入れたアップです。

まず、ボール3球・ビブス3枚を準備します。12名ぐらいでハーフコート(20m×20m)を使い、ビブスを手で持った鬼役が3人、ボールを手で持ったフリーマンが3人、何も持たない6人を作ります。
ビブスを手に持っている鬼役はボールを持っていない人にタッチしに行きます。タッチされれば鬼役は交代です。
ボールを持っている人にはタッチ出来ないので、ボールを持っている人は追いかけられている人にハンドパスすることで味方を助けることが出来ます。ハンドパスしたボールが、味方にノーバウンドでパスが通らなければ、パスミスした人が鬼役を交代になります。

それに慣れてきたら、手で持っていたボールを、フットサルは本来足を使う競技なので、足に変えて同じように行なってください。

ここで、ボールを持っている3人は止まりながらでも動きながらでも、しっかりと顔を上げて鬼役が何処にいて、誰を追いかけているのかを見て、その人とコミュニケーション(コーチングやアイコンタクト、ボディージェスチャー)を取ってパスを出して味方を助けてあげてください。
鬼役に追いかけられている人は、ボールを持っている人が何処にいるかを見ながら、ボールを持っている人とコミュニケーション(コーチングやアイコンタクト、ボディージェスチャー)を取ってパスを受けましょう。
ボールを使うことで、ウォーミングアップ1とは違った意味で状況判断が必要とされます。

(前回と今回のウォーミングアップで負荷がかかり過ぎるのであれば、コートのサイズを大きくしたり、鬼役を減らしたり、ボールの数を増やすことで軽減できますし、逆に負荷をかけたければ逆のことを行なえば良いのです。)

この後は、トレーニングの紹介の中にパス&コントロールやドリブルなど、次のトレーニングに繋がっていきます。

次回は、ウォーミングアップ+トレーニング(パス&コントロール)を紹介していきます。

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