Eケガについて考える 〜足関節捻挫〜
まず、捻挫とは、「生理学的な可動範囲を超えるような外力が加わることにより、関節構成体に損傷が生じた後に解剖学的な位置関係が正常に戻った状態」を指します。 支持靭帯の外側 : 前距腓靭帯・踵腓靭帯・後距腓靭帯 足関節は狭義には距腿関節、広義には距踵関節を含んでおり足関節の運動(背屈・底屈・内返し・外返し)があります。 捻挫は、どのスポーツでも多く見られ、発症・受傷機転はジャンプでの着地・ボールに乗る・急な方向転換・停止・転倒に ◎スポーツ現場での判断と応急処置◎ 現場では、まず氷やコールドスプレーなどを用いて冷やす処置を行うことが多いと思います。 処置だが、RICE処置がまず行われる。 R : rest(安静) この処置はあくまでも現場から医療機関に受診するまでの応急処置なので、痛みが軽くなっても根本的に治ったものではありません。 最近では、受傷後のRICE処置が普及する反面、皮膚に直接当てる事で凍傷を起こす症例もみられるため気をつけてください。 |
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