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ブラジルW杯招致失敗は、ペレの責任?

 ブラジルサッカー協会(CBF)会長は、2006年のワールドカップ開催国にブラジルが選ばれなかったならば、かの英雄ペレに非があると語った。
 ブラジルサッカー協会のリカルド・ティシエラ会長は過去にペレと何度か悶着を起こした経緯があり、こう述べている。「彼は自国の立候補を批判し続けている。4度世界一に輝いたこの国が7月に実施されるFIFAの投票で選ばれなかったとしたら、彼に責任がある」
「ブラジルが選ばれても彼の功労ではないが、落選するようなことになればペレは多いに咎められてしかるべきだ」とテイシエラは記者に語った。
 先日行なわれた北中米およびカリブ海諸国の役員会で、元ブラジルスポーツ大臣のペレは自国の競技場と警備基準に関して誤った情報を伝え、またビッグイベントを開催できるだけの財政力はブラジルにはないとの印象を与えたとテイシエラは主張。「ペレのような同胞が自国開催に反対するとは、頭が痛い」
 ブラジルがW杯を開催したのは、1950年の一度きり。2006年大会招致をイングランド、ドイツ、南アフリカ、モロッコと争っている。
 一方かつてのスター、ジーコは2006年招致の後押し役となるブラジルスポーツ大使を務めており、ペレの自国への確固たる支援が欠けていることをやはり非難する。「彼は初め南アフリカを、続いてイングランドを、そして現在はドイツを支援している。
はっきりした態度を取らないのはどうしてか。それはブラジル招致に反対しているからであり、無益なことに関わりたくないからではないか?」ジーコは問う。
 ブラジルサッカー協会は以前にも、ペレは招致に力を入れていないと遠まわしに揶揄している。その理由は、彼のスポーツマーケティング会社が招致キャンペーンの看板援助企業に選ばれなかったからだという。 ジーコはAFP社に、ブラジルは出来得る限りの招致活動は全てやり終えたと述べた。 「FIFAのゼップ・ブラッター会長がもし、大会は大陸毎に持ち回りという原則を導入するためにアフリカの国を選択すべきと考えているとしたら、我々に打つ手なんてありはしない。再びアメリカ大陸の番となる2010年までは待つしかないだろう」と、ジーコは語っている。