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日本U-23代表、ニュージーランドに圧勝

29日(水)、国立競技場、U-23(23歳以下)国際親善試合において日本はニュージーランドに快勝。オリンピック熱はさらに燃え上がってきた。昨年日本は、12勝0敗(得点66、失点3)という完璧な戦績でシドニーオリンピック予選を突破した。このエキサイティングで攻撃的なサッカーを観たいがために、格下相手でこのレベルの親善試合としては異例の36,467人の熱烈なファンが国立に詰掛けた。
日本とニュージーランドには、ともに過去ワールドカップ本大会の出場経験が一回のみという共通点がある。ニュージーランドは1982年スペイン大会、日本は1998年フランス大会。ただここ数年、国際舞台における日本のレベルは明らかに一線を画している。これは今回の試合すべての局面でも明らかだった:組織された守備から創造的な中盤を通して確実にフィニッシュ。
実際トルシェ監督がシドニー行き18人のメンバー選考を考慮せず5人の交代枠を使わなければ、さらに得点するチャンスもあった。今回の試合結果が選手達の自信とファンへの安堵感をもたらした日本に対して、ニュージーランドはシドニー行きの切符を手にするために南アフリカと2試合のプレーオフを勝ち抜くしかない。
この試合、日本は18分まさにワールドクラスのゴールで得点ラッシュの火ぶたを切った。左サイド、ペナルティーエリアから10メーターの位置で高原直泰がファールを受け、左足のチャンスメーカー中村俊輔の見せ場をお膳立てする。中村がワンタッチで流したボールを本山雅志が止め、すぐさま飛び退く(あたかも観客が待ちわびている花火の導火線に点火するがのごとく)。中村のシュートは壁の上を巻いてパワフルかつ正確にゴール右隅に決まった。2点目(40分)、3点目(58分)は、今度は高原自らが得点する。その2点ともが、ペナルティーエリア内での高原の得点能力の高さを証明していた。1点目はシュートのこぼれ球を胸でトラップして落とし、すばやく反転しながら左足ボレーをゴール隅に叩き込んだ。2点目は左サイドの中村から出た大きく外に巻いていくセンタリングをニュージーランドのゴールキーパー:ロビー・バラックロウがキャッチングミス、こぼれたボールをすかさず高原が右足で決めた。さらに63分、稲本潤一(ガンバ大阪)がペナルティーエリア内深くまで持ち込んだボールを小島宏美(同じくガンバ大阪)が決めて4点目とした。残り時間、ニュージーランド側にミスが度重なるが追加点は奪えなかった。それでも、試合後選手達への喝采は止まず、上機嫌のトルシェ監督は「日本とニュージーランドの実力差を考えれば、今回の結果(完勝)は当然だが、これで慢心してはいけない。プレーからは選手達が精神的にも非常に良い状態にあることが分かるし、なによりも試合を楽しんでいたことが重要だ。」と語った。